特許
J-GLOBAL ID:200903013404735870

音声判別装置と音響再生装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 粟野 重孝
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-151664
公開番号(公開出願番号):特開平7-013586
出願日: 1993年06月23日
公開日(公表日): 1995年01月17日
要約:
【要約】【目的】 音響信号がモノラルかステレオかに関係なく、音声であるか否かを判別できる音声判別装置と、音声であるか否かに従って周波数特性を自動的に変える音響再生装置を提供する。【構成】 パワー算出部1で入力信号のフレーム区間におけるパワーを算出し、有音無音判定部3は算出されたパワーからそのフレーム区間が有音か無音かを判定し、定常性判定部5は連続する複数フレーム区間におけるパワーの最大値と最小値間の差分値を算出する。また、零交差算出部2はフレーム区間における信号の零交差回数を算出し、子音性判定部4は零交差回数からそのフレームの子音性を判定する。音声判定部6は前記複数フレーム区間における無音フレームの存在比率と子音性フレームの存在比率とパワー差分値とがそれぞれの所定値より大きい場合に音声と判定する。
請求項(抜粋):
一定時間のフレームごとに音響信号の音響パワーを算出するパワー算出部と、算出された音響パワー値をあらかじめ設定したしきい値と比較してそのフレームの有音無音を判定する有音無音判定部と、前記フレームごとに前記音響信号の波形の零交差回数を算出する零交差算出部と、算出された零交差回数を予め設定したしきい値と比較してそのフレームの子音性を判定する子音性判定部と、連続する所定複数フレーム区間におけるパワー値の最大値と最小値を検出し、その差分値を算出する定常性判定部と、前記複数フレームにおいて無音と判定されたフレームの存在比率と、子音性が高いと判定されたフレームの存在比率と、前記差分値とがそれぞれにあらかじめ設定したしきい値よりもすべて大きい場合にその複数フレーム区間における音響信号は音声と判定し、それ以外の場合はその複数フレーム区間における音響信号は非音声と判定し、複数フレームごとに判定結果を出力する音声判定部とを備えたことを特徴とする音声判別装置。
IPC (4件):
G10L 3/00 513 ,  G10L 9/08 ,  G10L 9/12 301 ,  H04R 3/04
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平3-250961
  • 特開昭59-049026

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