特許
J-GLOBAL ID:200903013406106276

映像信号のインパルスノイズ除去方法及び装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大塚 康徳 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-270365
公開番号(公開出願番号):特開平6-205216
出願日: 1993年10月28日
公開日(公表日): 1994年07月22日
要約:
【要約】【目的】 映像信号に混入されたインパルスノイズ成分を取り除くためのメディアンフィルターを提供する。【構成】 メディアン値にインパルスノイズが存する可能性があればウィンドウの大きさを増加させる。メディアンフィルタリング結果得られたメディアン値にインパルスノイズが存しないと判断されれば、フィルタリングしようとする注目ピクセルにインパルスノイズが存するかを検査する。注目ピクセルにインパルスノイズの存する可能性があれば前記メディアン値を出力し、検査結果中央値にインパルスノイズが存しないと注目ピクセル値をそのまま出力する。【効果】 これにより、負インパルスノイズと陽インパルスノイズが混合された映像信号についても効果的にインパルスノイズを除去することができ、特に単純したメディアンフィルタリングによる信号エッジ変位問題点を解決する。
請求項(抜粋):
ピクセルのデータをメディアンフィルタリングしてディジタル映像信号からインパルスノイズを除去する方法において、メディアンフィルタリングしようとする注目ピクセルと、当該注目ピクセルの周りに存する複数のピクセルが供給され、所定の大きさのウィンドウを構成する工程と、前記ウィンドウを構成するピクセルの値を大きさ順にソーテイングする工程と、前記ウィンドウ内のピクセル値のメディアン値を算出する工程と、前記メディアン値にインパルスノイズが存在するかどうかを検査する第1検査工程と、前記メディアン値にインパルスノイズが存する可能性があれば、前記ウィンドウの大きさを変更する工程と、前記第1検査工程で前記メディアン値にインパルスノイズが存しなければ、メディアンフィルタリングされる以前の注目ピクセル値にインパルスノイズが存するかどうかを検査する第2検査工程と、前記第2検査工程でインパルスノイズが存する可能性があれば、メディアン値を出力する第1出力工程と、前記第2検査工程でインパルスノイズが存しなければ、メディアンフィルタリングされる前の注目ピクセル値を出力する第2出力工程とを備える整列状態に基づいた適応メディアンフィルタリング方法。
IPC (2件):
H04N 1/40 101 ,  H04N 5/213

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