特許
J-GLOBAL ID:200903013416791805

デュアル波長ポンプ低ノイズファイバレーザ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 富士弥 (外2名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-527079
公開番号(公開出願番号):特表平11-501770
出願日: 1996年03月06日
公開日(公表日): 1999年02月09日
要約:
【要約】デュアル波長ポンプ低ノイズファイバレーザは、対となったブラッググレーティング(14,16)をファイバレーザキャビティ(18)の互いに対向する端部に有したファイバレーザを有している。上記ファイバレーザキャビティ(18)には、2種類の希土類ドーパントEr+3Yb+3がコドープされていて、レーザ発振波長λLでレーザ発振が生じるようになっている。第1のポンプ信号(20)は、効率的にYbを励起状態へと励起し、上記Ybのエネルギーは、Er原子に移動して、所望するレーザ発振周波数において、最終的なレーザ発振を行う。Ybは、極めて効率よく励起されるので、高吸収率が達成されるので高いレーザ出力パワーが得られ、この結果RINが低減される。同時に、第2のポンプ信号(52)が、異なった波長λP2で直接Erを励起して、上記レーザ発振遷移を、より迅速に分布させ、上記第2のポンプ信号(52)の閉ループ制御に対して充分なバンド幅を与えて、上記レーザ内部での緩和発振による低周波数RINスパイクを制御するようになっている。
請求項(抜粋):
偏光制御された導波路レーザであって、該レーザは、 レーザ光線を伝搬させる固体の光導波路と、 前記光導波路に沿って所定の距離で離間配置され、それぞれが前記レーザ光線を反射させるようになった対となった反射要素と、 前記反射要素間において、第1の希土類ドーパントと、第2の希土類ドーパントと、がドープされた前記光導波路のうちの利得部分と、を有していて、 前記反射要素のうちの一方は、レーザ出力光線として前記レーザ光線の所定量を通過させるようになっており、さらに、 前記光導波路の利得部分に入射させ、第1のポンプ波長の第1のポンプ信号を与えるための第1のポンプ手段と、 ポンプ制御信号に応答して、前記導波路の利得部分に入射させ、第2の波長の第2のポンプ信号を与えるための第2のポンプ手段と、 前記ポンプ制御信号を、前記第2のポンプ手段に与えるとともに、前記出力光線に応じて前記ポンプ制御信号を制御して、前記出力光線の相対強度ノイズを低減させるための制御手段と、を有し、 前記第1のドーパントは、前記第1のポンプ波長と、前記第1のドーパントから前記第2のドーパントへと移動される前記第1のドーパントからのエネルギーを吸収し、前記第2のドーパントが前記レーザ光線を放出するようにされており、 前記第2のドーパントは、前記第2のポンプ波長を吸収し、かつ、前記第1のドーパントのポンプ-レーザ発振遷移時間よりもポンプ-レーザ発振遷移時間が短くされ、 前記第1のドーパントの前記遷移時間は、前記制御手段が所定の周波数領域にわたって前記出力光線の相対強度ノイズを充分に制御できるように短くされていることを特徴とする偏光制御された導波路レーザ。
IPC (3件):
H01S 3/06 ,  H01S 3/094 ,  H01S 3/131
FI (3件):
H01S 3/06 ,  H01S 3/131 ,  H01S 3/094 S
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • ファイバ光増幅器
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-210376   出願人:昭和電線電纜株式会社
  • 特開平2-306676

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