特許
J-GLOBAL ID:200903013421031410

オレフィン重合体の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴木 俊一郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-325696
公開番号(公開出願番号):特開平6-172437
出願日: 1992年12月04日
公開日(公表日): 1994年06月21日
要約:
【要約】【構成】 本発明のオレフィン重合体の製造方法は、特定の固体チタン触媒成分、特定の有機アルミニウム化合物触媒成分、および特定の電子供与体触媒成分から形成されるオレフィン重合用触媒の存在下に、オレフィンを(共)重合させて得られるオレフィン重合体(I)と、特定の固体チタン触媒成分、特定の有機アルミニウム化合物触媒成分、および上記電子供与体触媒成分とは異なる、特定の電子供与体触媒成分から形成されるオレフィン重合用触媒の存在下に、オレフィンを(共)重合させて得られるオレフィン重合体(II)とを溶融混練することを特徴としている。【効果】 本発明によれば、分子量分布が非常に広く、成形性に優れるとともに、機械的特性および透明性に優れた成形体を提供し得る立体規則性の優れたオレフィン重合体を高収率で製造することができる。
請求項(抜粋):
[A]マグネシウム、チタン、ハロゲンおよび電子供与体を必須成分として含有する固体チタン触媒成分、[B]有機アルミニウム化合物触媒成分、および[C]下記の一般式[I]で表わされる電子供与体触媒成分R<SP>1</SP><SB>2</SB>Si(OR<SP>2</SP>)<SB>2</SB> <HAN>・・・・・・</HAN>[I][式中、R<SP>1</SP> は、Si に隣接する炭素が二級もしくは三級炭素であるアルキル基、シクロアルキル基またはシクロアルケニル基であり、R<SP>2</SP> は炭化水素基である]から形成されるオレフィン重合用触媒の存在下に、オレフィンを重合もしくは共重合させて得られるオレフィン重合体(I)と、[A]マグネシウム、チタン、ハロゲンおよび電子供与体を必須成分として含有する固体チタン触媒成分、[B]有機アルミニウム化合物触媒成分、および[D]下記の一般式[II]で表わされる電子供与体触媒成分R<SP>1</SP><SB>n</SB>Si(OR<SP>2</SP>)<SB>4-n</SB> <HAN>・・・・・・</HAN>[II][式中、nが2のとき、R<SP>1</SP> の一つはSi に隣接する炭素が一級炭素であるアルキル基またはアルケニル基であり、他のR<SP>1</SP> はSi に隣接する炭素が一級炭素であるアラルキル基であり、また、0<n<2あるいは2<n<4のとき、R<SP>1</SP> はSi に隣接する炭素が一級炭素であるアルキル基またはアルケニル基であり、R<SP>2</SP> は炭化水素基であり、nは0<n<4である]から形成されるオレフィン重合用触媒の存在下に、オレフィンを重合もしくは共重合させて得られるオレフィン重合体(II)とを溶融混練することを特徴とするオレフィン重合体の製造方法。
IPC (2件):
C08F 10/00 ,  C08F 4/658 MFG
引用特許:
出願人引用 (8件)
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