特許
J-GLOBAL ID:200903013421207380

サスペンション制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 森 哲也 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-328426
公開番号(公開出願番号):特開平7-179113
出願日: 1993年12月24日
公開日(公表日): 1995年07月18日
要約:
【要約】【目的】旋回状態又は車線変更等における過渡ロール状態での違和感の発生を防止するサスペンション制御装置を提供する。【構成】操舵角速度|δ′|が閾値δ<SB>T </SB>′以上であるか否かによって過渡ロール状態であるか否かを判定し(ステップS4)、|δ′|<δ<SB>T </SB>′であるときには伸側最大ポジションP<SB>TMAX</SB>を真の最大値P<SB>TLMAX </SB>に設定し、|δ′|≧δ<SB>T </SB>′であるときには伸側最大ポジションP<SB>TMAX</SB>を真の最大値P<SB>TLMAX </SB>より小さい最大値P<SB>TSMAX </SB>に設定し(ステップS5,S6)、これに基づいてステップS10で伸側ポジションP<SB>T </SB>を算出することにより、過渡ロール時に伸側(旋回内輪側)の減衰力を制限することにより、違和感の発生を防止する。
請求項(抜粋):
車体側部材及び車輪側部材間に介装された入力される制御信号に応じて伸側及び圧側の減衰力を個別に設定可能な減衰力可変ショックアブソーバと、車体の前記減衰力可変ショックアブソーバ近傍位置での上下加速度を検出する上下加速度検出手段と、少なくとも前記上下加速度検出手段の上下加速度検出値に基づいて車体の姿勢変化を抑制する減衰力を算出し、当該減衰力に対応する前記制御信号を前記減衰力可変ショックアブソーバに出力する制御手段とを備えたサスペンション制御装置において、車体が過渡ロール状態であるか否かを判定する過渡ロール状態判定手段と、該過渡ロール状態判定手段の判定結果が過渡ロール状態であるときに、前記制御手段で算出する前記減衰力可変ショックアブソーバの伸側減衰力を制限する減衰力制限手段とを備えたことを特徴とするサスペンション制御装置。

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