特許
J-GLOBAL ID:200903013427598217

自動板厚測定装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 八幡 義博
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-071092
公開番号(公開出願番号):特開平6-258032
出願日: 1993年03月05日
公開日(公表日): 1994年09月16日
要約:
【要約】【目的】 測定作業を中断せずに短時間で校正しそれを直ちに測定に反映させ得る手段を備えた自動板厚測定装置を提供する。【構成】 架台15はO型で3点計測用である。端部センサ16により被測定体10の前後端部、即ち隣接する被測定体間の間隙を検出する。架台の一方の枠部には、各変位計18毎に校正機構(支柱26、校正板27)を設けてある。端部センサが被測定体の後端部を検出すると、支柱が回動駆動され校正板を搬送ライン12の位置に設定し(図d)校正板の板厚を用いた基準距離の校正を開始する。この校正動作はその後被測定体の前端部が検出されるまで行われ、前端部が検出されると、その時点で得られた校正値で基準距離を更新し、支柱は校正板を搬送ラインから外れた位置に退避させるよう回動駆動され(図c)板厚の計測動作が校正した基準距離を用いて行われる。
請求項(抜粋):
板状被測定体が搬送される搬送ラインの上方と下方に所定の基準距離を隔てて距離検出器をそれぞれ配置し、基準距離及び距離検出器と板状被測定体との間の距離に基づき板状被測定体の板厚を計測する自動板厚測定装置において; 搬送ラインの上方と下方の双方または何れか一方に設けられ光学的に板状被測定体の前後端部を検出する端部センサと; 前記2つの距離検出器の一方の支持体に設けられる校正機構であって、一端が前記支持体に回動可能に支持される支柱と、この支柱の他端に固定される校正板とを備える校正機構と;前記端部センサが板状被測定体の後端部を検出したことに応答して前記校正板が板状被測定体の搬送位置であって前記2つの距離検出器の間に介在するように前記支柱を回動駆動し、端部センサが次の板状被測定体の前端部を検出したことに応答して校正板が搬送ラインから外れた位置に退避するように支柱を回動駆動する手段と; 前記校正板が板状被測定体の搬送位置に存している期間内において当該校正板の板厚及び当該校正板と距離検出器との間の距離を用いて前記基準距離を校正する手段と; 前記端部センサが次の板状被測定体の前端部を検出したことに応答してその板状被測定体についての測定に用いる基準距離を前記校正した基準距離で更新する手段と; を備えたことを特徴とする自動板厚測定装置。

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