特許
J-GLOBAL ID:200903013430639684

内燃機関用弁構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 八木 秀人
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-270645
公開番号(公開出願番号):特開平7-119422
出願日: 1993年10月28日
公開日(公表日): 1995年05月09日
要約:
【要約】【目的】 作動応答性の改善と流通抵抗の低減とが同時に達成できる弁構造の提供。【構成】 吸気弁20は、軸部20aと、その下端に一体に形成された傘部20bとを有し、軸部20aには、バルブガイド24が嵌着されている。傘部20bは、燃焼室側に位置する燃焼面20cと、その背面側に設けられた首部20dと傘部アール面20eおよびこの傘部アール面20eに連なる着座面20fとから構成されている。傘部20bの全体が薄肉状に形成されるとともに、傘部アール面20eを外周から急激に首部20d側に向けて縮径する急曲面に形成している。このように急曲面に形成された傘部アール面20eの上部側には、所定の空間部36を隔てて薄肉状のキャップ38が、その全周を覆うようにして設けられている。キャップ38は、例えば、鉄系の良熱伝導性の材料で構成される。
請求項(抜粋):
摺動自在に支持される軸部と、この軸部の一端側に一体に形成された傘部とを備え、前記傘部の背面側に首部と傘部アール面とを有し、内燃機関の吸排気通路と燃焼室との間に設置され、前記燃焼室を開閉する弁構造において、前記傘部を薄肉状に形成するとともに、前記傘部アール面を外周から急激に前記首部側に縮径する急曲面に形成し、この傘部アール面上に空間を隔てて緩曲面を有する薄肉状のキャップを設けたことを特徴とする内燃機関用弁構造。

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