特許
J-GLOBAL ID:200903013431674424

雑音吸収具

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 西田 新
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-239622
公開番号(公開出願番号):特開平9-083174
出願日: 1995年09月19日
公開日(公表日): 1997年03月28日
要約:
【要約】【課題】 ケーブルへの装着が簡単かつ短時間で行うことができ、しかも、ある程度の範囲内で任意の直径のケーブルに装着することが可能な雑音吸収具を提供する。【解決手段】 円筒形状のフェライトコア1を略円筒形状のカバー2で保持し、これらカバー2及びフェライトコア1を収縮チューブ3の内部中央に嵌め込むとともに、収縮チューブ3の内部でカバー2を挟んだ両側にスパイラルコア4を、チューブ3を拡径した状態で挿入している。また、フェライトコアを保持するカバーの両端部に収縮チューブを固定し、その各収縮チューブ内にスパイラルコアを、チューブを拡径した状態で挿入している。そして、いずれの場合も、収縮チューブ3内に挿入したスパイラルコア4を引き抜くことにより、チューブ3が収縮してケーブルCの外被に密着するように構成している。
請求項(抜粋):
電子機器の内部で発生したノイズもしくは外部から機器内部にケーブルを通じて侵入するノイズを軽減するため、機器に接続されるケーブルに装着する雑音吸収具であって、ケーブルを通す貫通孔が加工された円筒形状のフェライトコアと、このフェライトコアの外周面を保持する略円筒形状の部材で、軸方向の両端部がフェライトコアの端面から突出し、かつ、その各突出部がそれぞれ外方に向けて径が縮小する略円すいテーパ状に加工されたカバーを有し、これらカバー及びフェライトコアが収縮チューブの内部中央に嵌め込まれているとともに、その収縮チューブの内部で上記カバーを挟んだ両側部分には、それぞれ、帯状部材が螺旋状に巻かれてなる円筒形のスパイラルコアがチューブを拡径した状態で挿入され、そのスパイラルコアを除去することにより、この部分のチューブが収縮して上記フェライトコアに通したケーブル外被に密着するように構成されていることを特徴とする雑音吸収具。

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