特許
J-GLOBAL ID:200903013434060613

電動車両の制動装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 落合 健 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-322081
公開番号(公開出願番号):特開平5-161210
出願日: 1991年12月05日
公開日(公表日): 1993年06月25日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 回生制動と油圧制動を併用する車両の制動装置において、回生制動によるエネルギー回収効率を可及的に向上させる。【構成】 回生制動システムの故障時(回生フェイル?→YES)、急ブレーキ時(急ブレーキ?→YES)、およびステアリング時を(ステアリング中→YES)除く通常の状態において選択される制動モードであるモード3では、回生エネルギーを効率的に回収すべく初期制動時に後輪の回生制動のみが行われ、その回生制動力が折点Pに達すると初めて前輪の油圧制動が開始される。回生制動力がバッテリの状態等により決定される制限値に達すると、後輪は前記回生制動に加えて油圧制動により制動される。制動力が折点Qに達すると後輪の油圧制動力が減少され、結局OPQRで示す制動力配分特性が得られる。前記制動力配分特性は、理想配分特性に比べて後輪の制動力が前記回生制動力分だけ勝ったものとなる。
請求項(抜粋):
ブレーキ操作子(8)の操作により油圧制動可能な従動輪(Wf)と、バッテリ(1)をエネルギー源とするモータ(2)に接続されて駆動されるとともに前記ブレーキ操作子(8)の操作により油圧制動および回生制動可能な駆動輪(Wr)とを備えた電動車両の制動装置において、少なくとも初期制動時において、従動輪(Wf)および駆動輪(Wr)の制動力の理想配分特性に対して前記駆動輪(Wr)の回生制動力を上回らせることを特徴とする、電動車両の制動装置。
IPC (2件):
B60L 7/24 ,  B60T 8/26
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開昭59-209004
  • 特開昭59-123403
  • 特開昭54-119613

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