特許
J-GLOBAL ID:200903013448050998

ファイルスペース確保方式

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 京本 直樹 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-228217
公開番号(公開出願番号):特開平6-075834
出願日: 1992年08月27日
公開日(公表日): 1994年03月18日
要約:
【要約】【目的】ディスク上に空きファイルスペースがない場合、低アクセス頻度ファイルのデータを圧縮して空きスペースを作成し、スペースを有効利用する。【構成】利用者100が適切な未使用日数しきい値を設定することで、ディスク装置109上のファイルスペース112の空きがなくなっても、低アクセス頻度ファイル抽出手段107によってディスク装置109上のファイルの内、設定された未使用日数しきい値以上アクセスされていないファイルを抽出し、抽出したファイルのデータを、空きファイルスペース作成手段108によって圧縮して、ディスク装置109に空きファイルスペース112を作成後、ファイルスペース確保手段106によって必要なファイルスペース112を確保する。
請求項(抜粋):
ディスク上に任意にファイルを作成及びアクセスできるファイルシステムにおいて、ファイル作成要求を受け取り、ファイルを作成するための情報としてファイル名及びファイルサイズ等を入手して、後記ファイルスペース確保手段を呼び出してファイルスペースを確保し、その確保したファイルスペース情報及びファイル名等をディスク上にファイルディレクトリとして書き出し、ファイルを作成するファイル作成手段と、出力要求に伴って、ファイルへデータ出力処理を行う際にファイル拡張が必要となった時、拡張すべきファイルスペースを後記ファイルスペース確保手段を呼び出して確保し、その確保した拡張分のファイルスペース情報をファイルディレクトリ上に反映して、入出力処理を継続するファイル拡張手段と、ファイルに対してファイル使用終了要求が出された時にファイルのファイルディレクトリにファイルのアクセス日付を登録するファイル使用終了手段と、前記ファイル作成手段またはファイル拡張手段、後記ファイル使用開始手段から要求された確保すべきファイルサイズを元に、ディスク上のスペース管理テーブルから要求ファイルサイズ分を確保して、スペース管理テーブルを更新するファイルスペース確保手段と、前記ファイルスペース確保手段において、ディスク上に空きスペースがないと判断された時に、ディスク上にすでに存在するファイルのファイルディレクトリを全て検索して、現在の日付とアクセスされた日付の差が指定された未使用日数しきい値より大きく、かつその内で一番アクセスが古いファイルを見つける低アクセス頻度ファイル抽出手段と、前記低アクセス頻度ファイル抽出手段で見つけたファル内のデータを圧縮し、圧縮によって空き状態となったファイルスペース部分をスペース管理テーブルに反映してファイルスペースを解放し、空きファイルスペースを作成する空きファイルスペース作成手段と、ディスク上に存在するファイルに対してファイル使用要求が出された時にファイルのファイルディレクトリをチェックして、ファイルのデータが圧縮されていた場合、圧縮前のファイルサイズ分のファイルスペースを前記ファイルスペース確保手段を呼び出すことで確保し、その後圧縮されたデータを拡張してファイルが使用できる状態にするファイル使用開始手段とを有し、ファイル作成及びファイル拡張時に空きディスクスペースが存在しなくても、使用されていないファイルのデータを圧縮して空きスペースを作成することでファイル作成及びファイル拡張を行うことを特徴とするファイルスペース確保方式。
IPC (2件):
G06F 12/00 501 ,  G06F 12/00 511
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平4-151746
  • 特開平4-191939

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