特許
J-GLOBAL ID:200903013451994301

ハロゲン化銀黒白写真感光材料の現像処理方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-223968
公開番号(公開出願番号):特開平8-062792
出願日: 1994年08月26日
公開日(公表日): 1996年03月08日
要約:
【要約】【目的】pH11.0未満の安定な現像液で、十分に硬調なネガ画像が得られ、現像液の補充量が少なくても写真性能の変動が小さく、常に安定した性能が得られるハロゲン化銀黒白写真感光材料の現像処理方法を提供する。【構成】支持体上に少なくとも1層の感光性ハロゲン化銀乳剤層を有するハロゲン化銀写真感光材料を露光後、現像液で現像処理する方法において、該ハロゲン化銀乳剤層及び/又は他の親水性コロイド層の少なくとも一層中にヒドラジン誘導体の少なくとも一種を含有し、かつ該現像液にアスコルビン酸系現像主薬と超加成性を示す補助現像主薬を含有し、現像液の初期pHが9.5〜11.0であり、現像液の補充量が500ml/m2 以下であり、該現像液が固形処理剤から調整されたことを特徴とするハロゲン化銀黒白写真感光材料の現像処理方法。
請求項(抜粋):
支持体上に少なくとも1層の感光性ハロゲン化銀乳剤層を有するハロゲン化銀写真感光材料を露光後、現像液で現像処理する方法において、該ハロゲン化銀乳剤層及び/又は他の親水性コロイド層の少なくとも一層中に、一般式(I)で表されるヒドラジン誘導体の少なくとも一種を含有し、かつ該現像液に一般式(II)で表される現像主薬と超加成性を示す補助現像主薬を含有し、現像液の初期pHが9.5〜11.0であり、現像液の補充量が500ml/m2 以下であり、該現像液が固形処理剤から調整されたことを特徴とするハロゲン化銀黒白写真感光材料の現像処理方法。【化1】式中、R1 は脂肪族基または芳香族基を表し、R2 は水素原子、アルキル基、アリ-ル基、不飽和ヘテロ環基、アルコキシ基、アリ-ルオキシ基、アミノ基、またはヒドラジノ基を表わし、G1 は-CO-基、-SO2 基、-SO-基,【化2】、-CO-CO-基、チオカルボニル基、又はイミノメチレン基を表し、A1 、A2 はともに水素原子、あるいは一方が水素原子で他方が置換もしくは無置換のアルキルスルホニル基、又は置換もしくは無置換のアリ-ルスルホニル基、又は置換もしくは無置換のアシル基を表す。R3 はR2 に定義した基と同じ範囲内より選ばれ、R2 と異なってもよい。【化3】式中、R1 、R2 はそれぞれヒドロキシ基、アミノ基、アシルアミノ基、アルキルスルホニルアミノ基、アリ-ルスルホニルアミノ基、アルコキシカルボニルアミノ基、メルカプト基またはアルキルチオ基を表す。P,Qはヒドロキシ基、カルボキシル基、アルコキシ基、ヒドロキシアルキル基、カルボキシアルキル基、スルホ基、スルホアルキル基、アミノ基、アミノアルキル基、アルキル基またはアリール基を表すか、または、PとQは互いに結合して、R1 ,R2 が置換している二つのビニル炭素原子とYが置換している炭素原子と共に5〜7員環を形成する原子群を表す。Yは=O、または=N-R3 を表す。R3 は水素原子、ヒドキシル基、アルキル基、アシル基、ヒドロキシアルキル基、スルホアルキル基、カルボキシアルキル基を表す。
IPC (6件):
G03C 5/30 ,  G03C 1/06 501 ,  G03C 1/295 ,  G03C 5/26 520 ,  G03C 5/305 ,  G03C 5/31

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