特許
J-GLOBAL ID:200903013470573023

自己清掃ピペットチップ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 青木 朗 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-159364
公開番号(公開出願番号):特開平5-168954
出願日: 1992年06月18日
公開日(公表日): 1993年07月02日
要約:
【要約】【目的】 本発明は自己清掃ピペットチップに関し、その曲面形状を一般化することにより、表面張力による表面付着が分配量に及ぼす悪影響を確実に排除することができるようにすることを目的とする。【構成】 ピペットチップ(10,10A,10B)は湿潤可能表面(20,20A,20B)を有し、この湿潤可能表面(20,20A,20B)は分配開口(18)が位置する端面(16,16A,16B)に対して重力の影響下で落下しないように湿潤液体を付勢する形状を有するようにする。このために、端面での湿潤可能表面の半径R<SB>0 </SB>は式(I) R<SB>0 </SB><(σ/ρg)<SP>1/2</SP>を満たし、湿潤可能面の傾斜は式 (II)dz/dr <(σ<SP>2</SP>/(ρgr<SP>2</SP>)<SP>2 </SP>-1)<SP>1/2 </SP>を満たし、ここにdz/dr はチップの対称中心からのの距離の変化の割合当たりの高さの変化割合である。
請求項(抜粋):
表面張力が35から70 dine/cmの表面張力の液体をチップの外面に残留する液体部分に基づく悪影響なしに吸引及び分配するための自己清掃ピペットチップであって、対称の軸線の回りにチャンバを区画するように形成された壁体と、該チャンバに流体連結された開口を形成するための、前記壁体内の手段とを具備し、該開口形成手段は前記軸線と芯合した半径R<SB>0 </SB>の全体として円形をなす前記壁体の端面を具備し、ここにR<SB>0 </SB>は次の式、(I) R<SB>0 </SB><(σ/ρg)<SP>1/2</SP>を満たし、σ=液体の表面張力、ρ=液体の質量密度及びg=重力の加速度である980 cm/sec<SP>2 </SP>であり、前記壁体が前記端面から少なくともR<SB>0 </SB>を超える距離延出したときの前記壁体の形状は連続的に変化していて、前記端面から曲線 の距離zの変化の割合は前記軸線からの曲線の距離rの変化の割合に対して次の式、(II)dz/dr < (σ<SP>2</SP>/(ρgr<SP>2</SP>)<SP>2 </SP>-1)<SP>1/2 </SP>によって表され、ここにdz/dr は前記の局部的傾斜を表す、外面のrに対するzの変化率であることを特徴とする自己清掃ピペットチップ。
IPC (2件):
B01L 3/02 ,  G01N 1/00 101

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