特許
J-GLOBAL ID:200903013475184378

逆実行デバッグシステム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐藤 幸男 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-178295
公開番号(公開出願番号):特開平9-006647
出願日: 1995年06月21日
公開日(公表日): 1997年01月10日
要約:
【要約】【目的】 プログラムのデバッグ作業を容易にする。【構成】 デバッグの際は、レジスタやメモリへの書き込み命令の直前に、書き込む領域に格納されているデータをトレースメモリに退避する命令を挿入したデバッグ用プログラムをコンパイラ1によりコンパイルする。そして、このデバッグ用プログラムをユーザ実行ファイル2に格納して実行することにより、デバッグを進める。デバッグ用プログラムを実行すると、バグが存在するときはその影響により実行が停止する。トレースメモリ3a、3bには、実行が停止した位置のアドレス及びその時のレジスタ及びメモリの内容が格納されている。そして、命令変換ツール4により、デバッグ用プログラムをレジスタ及びメモリのデータに対し、逆の操作を行う命令列に変換する。この命令列を1ステップずつ実行することにより、実行が停止した位置から逆方向にトレースすることができる。
請求項(抜粋):
ユーザソースファイルに格納されたプログラム中の各書き込み命令の実行時の直前の記憶手段内のデータを退避するための退避命令を、当該書き込み命令の直前に追加したトレース用プログラムを生成するコンパイラと、当該コンパイラにより生成されたトレース用プログラムを格納するユーザ実行ファイルと、当該ユーザ実行ファイルに格納されたトレース用プログラム中の前記退避命令の実行により退避されるデータ及び当該トレース用プログラムの実行過程の命令アドレス履歴をそれぞれ格納するトレースメモリと、前記トレース用プログラムの実行停止時に、前記トレース用プログラム中の各命令を前記トレースメモリに格納されている最新の命令アドレスの命令から順次逆のデータ処理を行う命令に変換した逆実行プログラムを生成する命令変換ツールとを備えたことを特徴とする逆実行デバッグシステム。
IPC (2件):
G06F 11/28 310 ,  G06F 11/28
FI (2件):
G06F 11/28 310 A ,  G06F 11/28 L

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