特許
J-GLOBAL ID:200903013484995117

塩素含有樹脂製床材の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 丹羽 宏之 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-262531
公開番号(公開出願番号):特開平7-001488
出願日: 1993年10月20日
公開日(公表日): 1995年01月06日
要約:
【要約】【目的】 焼却処理及び火災時に発生する塩化水素を捕捉することができる塩素含有樹脂製床材の製造方法を得ること。【構成】 塩素含有樹脂、可塑剤、炭酸カルシウム、安定剤及び塩化水素捕捉剤を主成分とする混合物を加熱混練してシート状に成形し、冷却後、その成形物を所定の形状と大きさに切断する塩素含有樹脂製床材の製造方法であって、前記塩化水素捕捉剤として、含水性非晶質ケイ酸カルシウムに、炭素数6〜24の有機脂肪酸または/および官能基としてカルボキシル基を重合体中に保有する熱可塑性樹脂を、含水性非晶質ケイ酸カルシウム100重量部に対して0.1〜50重量部配合してなる塩化水素捕捉剤を使用することを特徴とするもの。
請求項(抜粋):
塩素含有樹脂、可塑剤、炭酸カルシウムで代表される充填剤、安定剤及び塩化水素捕捉剤を主成分とする混合物を加熱混練してシート状に成形し、冷却後、その成形物を所定の形状と大きさに切断する塩素含有樹脂製床材の製造方法であって、前記塩化水素捕捉剤として、次の(1)〜(3)の塩化水素捕捉剤のうち少なくとも1つを使用することを特徴とする塩素含有樹脂製床材の製造方法。(1)塩素含有樹脂の燃焼時に発生する塩化水素を樹脂内部で化学的に捕捉する目的で同樹脂に配合する塩化水素捕捉剤であって、含水性非晶質ケイ酸カルシウムに、炭素数6〜24の有機脂肪酸または/および官能基としてカルボキシル基を重合体中に保有する熱可塑性樹脂を、含水性非晶質ケイ酸カルシウム100重量部に対して0.1〜50重量部配合してなる塩化水素捕捉剤。(2)塩素含有樹脂の燃焼時に発生する塩化水素を樹脂内部で化学的に捕捉する目的で同樹脂に配合する塩化水素捕捉剤であって、カップリング剤で表面処理した含水性非晶質ケイ酸カルシウムに、炭素数6〜24の有機脂肪酸または/および官能基としてカルボキシル基を重合体中に保有する熱可塑性樹脂を、含水性非晶質ケイ酸カルシウム100重量部に対して0.1〜50重量部配合してなる塩化水素捕捉剤。(3)塩素含有樹脂の燃焼時に発生する塩化水素を樹脂内部で化学的に捕捉する目的で同樹脂に配合する塩化水素捕捉剤であって、チタネート系カップリング剤で表面処理した含水性非晶質ケイ酸カルシウムに、炭素数6〜24の有機脂肪酸または/および官能基としてカルボキシル基を重合体中に保有する熱可塑性樹脂を、含水性非晶質ケイ酸カルシウム100重量部に対して0.1〜50重量部配合してなる塩化水素捕捉剤。
IPC (6件):
B29C 43/24 ,  C08K 3/34 KAH ,  C08L101/00 ,  D06N 3/06 ,  B29K 27:06 ,  B29L 31:10
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開昭54-146846
  • 特公昭59-039461
  • 特開平2-190315

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