特許
J-GLOBAL ID:200903013486510846

静電荷像現像用現像剤

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 池浦 敏明 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-163840
公開番号(公開出願番号):特開平5-249745
出願日: 1992年05月29日
公開日(公表日): 1993年09月28日
要約:
【要約】【構成】 トナーとシリコーン樹脂で被覆されたキャリアからなり、しかも該トナーが結着樹脂としてポリエステル樹脂を、離型剤として酸価5以下の脱遊離脂肪酸型カルナウバワックス等のワックスを、並びに帯電制御剤として、特定の赤色顔料、第四級アンモニウム塩共重合体又はスルホン酸基含有共重合体を夫々含有する。【効果】 (イ)充分なオフセット性と耐巻き付き性を有し、(ロ)低温定着が可能なので、高速定着ができ、(ハ)離型剤の結着樹脂への分散性が良く、従って、現像中トナーフィルミングやキャリア汚染が少なく、(ニ)現像剤帯電量の環境依存性が極めて小さいので長期間に亘って安定して充分な帯電量を付与できる、などという卓越した利点を有し、長期間安定して高品質の画像を形成することができる。
請求項(抜粋):
シリコーン樹脂で被覆されたキャリアと、結着樹脂、離型剤及び帯電制御剤を主成分とするトナーとからなる現像剤において、少なくとも前記トナーの結着樹脂としてポリエステル樹脂を含有し、また離型剤として酸価5以下の脱遊離脂肪酸型カルナウバワックス、モンタン系エステルワックス及び/又は酸価10〜30の酸化ライスワックスを含有し、更に帯電制御剤として下記(1)〜(3)で示される化合物の少なくとも一種を含有することを特徴とする静電荷像現像用現像剤。(1)下記構造式〔I〕で示され、C.I.Pigment Red 81に分類される化合物。【化1】(2)下記構造式〔II〕及び〔III〕で示される構造単位を有し、〔II〕と〔III〕の比率が65:35〜97:3である第四級アンモニウム塩共重合体化合物。【化2】〔上式中、R1は水素原子又はメチル基を表わす。〕【化3】〔上式中、R2〜R6はそれぞれ以下のものを表わす。R2:水素原子又はメチル基。R3:アルキレン基。R4、R5、R6:アルキル基。〕(3)下記構造式〔II〕及び〔IV〕で示される構造単位を有し、〔II〕と〔IV〕の比率が65:35〜97:3である共重合体化合物。【化2】〔上式中、R1は水素原子又はメチル基を表わす。〕【化4】
IPC (4件):
G03G 9/097 ,  G03G 9/087 ,  G03G 9/08 ,  G03G 9/113
FI (4件):
G03G 9/08 344 ,  G03G 9/08 331 ,  G03G 9/08 365 ,  G03G 9/10 352
引用特許:
審査官引用 (6件)
  • 特開昭63-060458
  • 特開平3-080259
  • 特開平3-225349
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