特許
J-GLOBAL ID:200903013493234668

ACモータ駆動装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 萩野 平 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-255361
公開番号(公開出願番号):特開平11-098899
出願日: 1997年09月19日
公開日(公表日): 1999年04月09日
要約:
【要約】【課題】 広範囲の電流周波数に対して、特に電流ゼロ付近でスイッチングノイズに影響されずに正確な電流極性判断ができるモータの駆動装置を得る。【解決手段】 モータの駆動装置に備わっている本発明によるデッドタイム補正手段は、あらかじめ設定された一定幅のヒステリシスバンド幅Hbandを持つハイブリッド判断器に検出電流Iafb 、Ibfb 、Icfb を通して、該検出電流が一定幅のヒステリシスバンド幅の中に入った時は指令電流Ia*、Ib*、Ic* を用い、それ以外の時は検出電流Iafb 、Ibfb 、Icfb を用いてその電流の極性を判断するようにし、その判断結果の電流極性を付したデッドタイムの補正電圧値を指令電圧Va*、Vb*、Vc*に加えるようにしている。
請求項(抜粋):
3相指令電圧を入力してACモータを駆動するPWM電力変換手段と、前記ACモータの3相電流を検出する3相電流検出手段と、前記ACモータの電気角を検出する電気角検出手段と、前記電気角を用いて前記3相検出電流から2相検出電流への3→2相座標変換計算を行う3→2相座標変換計算手段と、2相指令電流から前記2相検出電流を引いて電流誤差を演算する電流誤差演算手段と、前記電流誤差から2相指令電圧を比例積分構成部により計算する2相指令電圧計算手段と、前記電気角を用いて前記2相指令電圧から3相指令電圧への2→3相座標変換計算を行う2→3相座標変換計算手段と、デッドタイムによる補正電圧を計算するデッドタイム補正手段と、を備えたACモータ駆動装置において、前記デッドタイム補正手段は、あらかじめ設定された一定幅のヒステリシスバンド幅を持つハイブリッド判断器に前記検出電流を通して前記ヒステリシスバンド幅の中に入った時はゼロ、それ以外は1を出力するハイブリッド判断手段と、前記ハイブリッド判断手段の出力がゼロの場合には前記指令電流を、1の場合は前記検出電流を選択するスイッチと、前記スイッチを通る電流の極性を判断する極性判断発生手段と、前記極性判断発生手段からの極性を付したデッドタイムの補正電圧値を前記指令電圧に加える加算手段と、から成ることを特徴とするACモータ駆動装置。
IPC (2件):
H02P 21/00 ,  H02M 7/48
FI (3件):
H02P 5/408 A ,  H02M 7/48 M ,  H02M 7/48 F

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