特許
J-GLOBAL ID:200903013499875452

艶消しポリメタクリレートシート、その製法及び物体の被覆法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 矢野 敏雄 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-206484
公開番号(公開出願番号):特開平5-222263
出願日: 1992年08月03日
公開日(公表日): 1993年08月31日
要約:
【要約】【目的】 艶消しポリメタクリレートシート、その製法及び物体の被覆法【構成】 本発明は、艶消し表面を有する重合体シートに関するが、これは、硬化相a1)及び粘性相a2)から成る熱可塑性重合体マトリックスA99.9〜30重量%及びその中に包埋された艶消し効果を生じる熱弾性重合体から成るラッテックス粒子0.1〜70重量%から成る。有利には、硬化相a1)は低分子量/又は重合導入されたUV吸収体を含有することができる。熱可塑性重合体Aと熱弾性重合体Bの屈折率の相違は最高0.02であってよい。【効果】 シートはその艶消し表面にも拘らず、高い透明度を有し、天候の影響に対して安定であり、折ったり畳んだりする際に僅かな白色破断しか生じず、その引張り強さは寒さ及び暑さに対して影響を受けにくい。同時にこれは付加的にUVフィルターとしても作用し、従ってUV照射の影響を受け易い基板の効果的な保護物となる。シートは必要ならライニング、圧縮、深絞り又は接着によって基板と結合させることができる。
請求項(抜粋):
a1)a11) メタクリル酸メチル80〜100重量%(a1に対して)及びa12) その他のエチレン性不飽和ラジカル重合性単量体1種又は数種0〜20重量%から成る70°Cより高いガラス転移温度を有する結合している硬化相10〜95重量%及びa2)a21) C1〜C10-アルキルアクリレート50〜99.5重量%(a2に対して)、a22) エチレン性不飽和ラジカル重合性基2個又は数個を有する架橋した単量体0.5〜5重量%及びa23) 場合によりその他のエチレン性不飽和ラジカル重合性単量体から成っている-10°Cより下のガラス転移温度を有する硬化相中に分散された粘性相90〜5重量%[その際、硬化相a1)の少なくとも15重量%は粘性相a2)と共有結合している]から成る熱可塑性重合体マトリックスA99.9〜30重量%を含有する艶消しポリメタクリルシートにおいて、シートが艶消しのために更に、b1) C1〜C6-アルキルメタクリレート50〜99.5重量%(Bに対して)、b2) エチレン性不飽和ラジカル重合性基2個又は数個を有する架橋性単量体0.5〜10重量%、及びb3) その他のエチレン性不飽和ラジカル重合性単量体から成っていてもよ熱可塑性重合体Bから成る熱可塑性マトリックス重合体A中に不均一に分散された物質0.1〜70重量%を含有し、熱可塑性マトリックス重合体Aの屈折率nD,Aと重合体Bから成る不均質に分散された物質の屈折率nD,Bの相違が最高0.02であることを特徴とする、艶消しポリメタクリレート。
IPC (7件):
C08L 33/12 LJB ,  B29C 47/88 ,  B29C 65/48 ,  C08J 5/18 CEY ,  B29C 63/02 ,  B29K 9:00 ,  B29K 33:00
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 特開平2-175126
審査官引用 (1件)
  • 特開平2-175126

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