特許
J-GLOBAL ID:200903013505420462

連続鋳造用タンディッシュにおける介在物除去方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 矢葺 知之 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-282816
公開番号(公開出願番号):特開平7-132354
出願日: 1993年11月11日
公開日(公表日): 1995年05月23日
要約:
【要約】【目的】溶融金属中の非金属介在物の分離除去をタンディッシュ容量を大型化することなく効率的に行えるようにすることができる除去方法を提供することを目的とする。【構成】タンディッシュでの溶融金属中の介在物除去率を向上させるために、タンディッシュ形状と介在物除去率の関係について、理論解析を行った。その結果、タンディッシュの注入部と流出部の深さHを移動部の深さhより深く(H/hが2以上)し、更に注入口と流出口を結ぶ水平間隔Lと移動部の長さSの比(S/L)を0.4以上とするタンディッシュ形状であれば、介在物除去率が従来型のタンディッシュ形状に比べて1.8倍以上向上することを見出した。
請求項(抜粋):
溶融金属を連続鋳造鋳型に供給するタンディッシュにおいて、該タンディッシュの溶融金属注入部および溶融金属流出部の溶融金属収容深さH1 ,H2 を各々1〜2.5mの範囲内とし、かつ前記溶融金属注入部上部と流出部上部を結び連通する溶融金属水平移動部の溶融金属収容深さhとの比(H1/h)(H2 /h)を各々を2以上とし、更に注入口と流出口を結ぶ水平間隔Lを4〜8mの範囲内とし、該Lと前記溶融金属水平移動部の長さSとの比(S/L)を0.4以上とすることを特徴とする連続鋳造用タンディッシュにおける介在物除去方法。
IPC (4件):
B22D 11/10 310 ,  B22D 11/10 ,  B22D 43/00 ,  C21C 7/00
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭48-093536
  • 特開平4-351251

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