特許
J-GLOBAL ID:200903013508860250

データ処理システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 玉村 静世
公報種別:再公表公報
出願番号(国際出願番号):JP1999000493
公開番号(公開出願番号):WO2000-046788
出願日: 1999年02月05日
公開日(公表日): 2000年08月10日
要約:
【要約】混合ガウスHMMの出力確率は、混合多次元ガウス分布のような関数で与えられる。混合多次元ガウス分布は、多次元ガウス分布の和になり、多次元ガウス分布は特徴成分毎の1次元ガウス分布の積になる。1次元ガウス分布の代表的な分散及び平均に係る分布の数値は数値テーブル(1052)が保有する。認識対象とされる特徴ベクトルの特徴成分に対して線形スカラ量子化を採用し、その量子化値をインデックスとして中間テーブル(401,402)上の情報を参照する。中間テーブルは、グローバルテーブル(400)から抽出する。グローバルテーブルは、数値テーブル上の1次元ガウス分布の数値の所在を示すアドレス情報の配列になっているX方向の配列をY方向に複数組有する。X方向配列の選択は分散(σ)の値を考慮し、配列のX方向先頭位置の選択には平均(μ)の値を考慮する。これによって、グローバルテーブルから中間テーブルを抽出し、その先頭位置から前記量子化値をインデックスとする位置のアドレス情報を用いて数値テーブルを参照する。
請求項(抜粋):
特徴ベクトルに対してHMM音声認識を行なうためにデータプロセッサが中間テーブル及び数値テーブルを参照して混合多次元ガウス分布によって表現される出力確率を演算可能なデータ処理システムであって、 前記数値テーブルは、複数種類の1次元ガウス分布を基にした夫々の分布の数値を格納する領域を有し、 前記中間テーブルは、前記特徴ベクトルの特徴成分の値に対する線形量子化値に基づいて選択される領域にその量子化値に対応する前記数値テーブルの値の所在を示すためのアドレス情報を格納する領域を有し、 前記データプロセッサは、前記特徴成分の値を線形量子化すると共に、特徴成分毎のアクセスポインタにより中間テーブルを選択し、前記線形量子化された値を基に前記選択した中間テーブルよりアドレス情報を取得し、取得したアドレス情報を用いて数値テーブルを参照する処理を行い、数値テーブルから参照した値に基づいて前記出力確率を演算可能であることを特徴とするデータ処理システム。
IPC (1件):
G10L 15/14

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