特許
J-GLOBAL ID:200903013513569998

内燃機関用空燃比検出装置およびその方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高田 幸彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-130224
公開番号(公開出願番号):特開平6-050934
出願日: 1993年06月01日
公開日(公表日): 1994年02月25日
要約:
【要約】【目的】長期の使用期間に互って高い検出精度を示す内燃機関用の空燃比検出方式を提供する。【構成】内燃機関用の空燃比制御装置に適用される拡散律速型空燃比センサ-10を使用する空燃比検出装置においてその信号および出力手段中に、大気較正手段42に加えて、その内燃機関が所定の運転条件を満たした時検出される大気圧変化に基づいてその信号処理および出力手段中で処理された出力電圧信号を補正するための大気圧補正手段44および所定のリッチ空燃比に達した時その空燃比センサ-の濃淡電池部分の起電力変化を検出しかつその検出した変化に基づいて空燃比センサ-の基準電圧を補正するための経時変化補正手段46が導入されている。【効果】空燃比センサ-の出力が自動的に補正され、長期間に互って高い検出精度が維持される。
請求項(抜粋):
濃淡電池部分およびこの濃淡電池部分の温度を制御するためのヒ-タ-部分を有し、内燃機関の排ガス通路中に配置されかつこの排ガス通路を通過する排ガス中の酸素成分および未燃焼ガス成分に基づいて吸入空気燃料混合物の空燃比を示すリッチからリ-ンまで実質的に線型の出力信号および吸入空気燃料混合物の理論空燃比を示すステップ状の出力信号を与えるように構成されている拡散律速型空燃比センサ-と、上記拡散律速型空燃比センサ-を空気燃料混合物の空燃比を表わすリッチからリ-ンにかけて実質的に線型の出力信号を誘起するように第1の駆動状態で、およびさらに吸入空気燃料混合物の理論空燃比を表わすステップ状の出力信号を誘起するように第2の駆動状態で、上記拡散律速型空燃比センサ-を駆動するセンサ-駆動手段と、上記拡散律速型空燃比センサ-から上記センサ-駆動手段によって誘起された実質的に線型の出力信号およびステップ状の出力信号を処理しかつ実質的に線型の出力電圧信号および高電圧レベルあるいは低電圧レベルのいづれかを有するステップ状の出力信号を第1の所定の周期で出力する信号処理および出力手段とを有する内燃機関の空燃比検出装置において、上記信号処理および出力手段は排ガス通路が大気に接続された時上記拡散律速型空燃比センサ-の実質的に線型な出力信号の大気に対応する標準レベルを較正しかつその較正された基準レベルに基づいて出力されるべき実質的に線型の出力電圧信号のレベルを補正する大気較正手段、およびさらに内燃機関が所定の運転条件を満たした時大気圧変化を求めそしてその求めた大気圧変化に基づいて出力されるべき実質的に線型の出力電圧信号のレベルを補正する大気圧補正手段を有することを特徴とする内燃機関の空燃比検出装置。
IPC (7件):
G01N 27/41 ,  F02D 45/00 312 ,  F02D 45/00 368 ,  G01N 27/26 361 ,  G01N 27/26 381 ,  G01N 27/419 ,  G01N 27/409
FI (4件):
G01N 27/46 325 P ,  G01N 27/46 325 G ,  G01N 27/46 327 P ,  G01N 27/58 B

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