特許
J-GLOBAL ID:200903013514098948

増巾率可変増巾装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山口 巖
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-039138
公開番号(公開出願番号):特開平6-252674
出願日: 1993年03月01日
公開日(公表日): 1994年09月09日
要約:
【要約】【目的】固定ディスク装置のヘッド読出し信号を増巾し定振幅とする装置で、増巾率可変制御系の応答遅れに基づく出力信号の振幅変動を無くす。【構成】破線100内が本発明の基本回路である。可変増巾率の電圧制御型増巾器3-2の入力側の信号4,5を全波整流器6に入力し、ピークホールド回路8でその振幅の絶対値を追従検出する。そしてこの検出振幅9を基準電圧10と比較し信号9,10の差を差動増巾器11より制御電圧12として取出す。増巾器3-2は制御電圧12を入力し、整流器6への入力信号の振幅が基準電圧10に対応する振幅より大きければゲインを下げ、小さければゲインを上げる。遅延素子14は信号4,5に対し整流器6から増巾器3-2までの系の応答遅れ時間に等しい遅延を行わせ増巾器3-2に入力する。従って増巾器3-2は入力信号4,5の変動を遅滞なく補償増巾し定振幅信号17,18として出力する。
請求項(抜粋):
振幅および周波数が夫々所定範囲で変動し得るほぼ正弦波状の原入力信号を増巾する装置であって、前記原入力信号の増巾の各ピークの絶対値の変動を追尾検出するピーク検出手段と、この検出された振幅のピーク絶対値を所定の比較基準値と比較し、このピーク絶対値が比較基準値より増加又は減少する量に応じてゲインを夫々所定ゲインより減少又は増加する第1の可変ゲイン増巾手段と、前記原入力信号に対し、前記ピーク検出手段および第1の可変ゲイン増巾手段の合計の応答遅れ時間に相当する遅延を行わせる遅延手段とを備え、この遅延手段によって遅延された原入力信号を前記第1の可変ゲイン増巾手段を介し増巾させることを特徴とする増巾率可変増巾装置。
IPC (2件):
H03G 11/04 ,  H03G 5/16

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