特許
J-GLOBAL ID:200903013514459177
脱気PEM型燃料電池システム
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件):
志賀 富士弥
, 橋本 剛
, 富岡 潔
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-543715
公開番号(公開出願番号):特表2004-514258
出願日: 2001年10月23日
公開日(公表日): 2004年05月13日
要約:
PEM型燃料電池システム(10)の冷媒回路(14)内の水冷媒を管理する装置および方法が提供される。気体-液体分離装置(26)は、気体を含む液体冷媒を効率的に輸送し、かつ、液体冷媒から気体を分離するように機能する。気体が除去された液体冷媒は、次に、従来のポンプ(24)によって液体回路を通して循環される。気体-液体分離装置(26)を伴う液体エダクタ(28’)などの真空ポンプ(28)は、気相流体および気相-液相流体の少なくとも一方を効率的に輸送し、かつ、液体冷媒の脱気を助けるように機能する。エダクタは、液体冷媒からの気体の分離をさらに促進する分離器/蓄積器(30;30’)へ吐出する。
請求項(抜粋):
高分子電解質膜(PEM)型燃料電池電力システム(10)のための冷媒管理システムであって、
a) 燃料反応物の供給を受けるアノード領域(18)と、酸化剤反応物の供給を受けるカソード領域(20)と、液体冷媒の供給を受け取る入口(27)および冷媒を吐出する出口(29)を有する冷却器(22)とを備える、PEM型燃料電池スタック組立体(CSA)(12)と、
b) 冷却器入口(27)および冷却器出口(29)に接続され、液体冷媒を、CSA冷却器(22)へ、CSA冷却器(22)を通して、さらにCSA冷却器(22)から導く、実質的に閉じた冷媒回路(14)と、
を備え、前記液体冷媒は、CSA冷却器(22)を通って流れる間に、この液体冷媒の中に飛沫同伴されることおよび溶解することの少なくも一方が行われた気体を獲得し、それによって、気体-液体混合物を形成し、前記冷媒回路(14)は、
i) 入口(23;23’)および出口(25;25’)を有し、内部に渡って圧力上昇を生成させ、内部を通して実質的に液体冷媒だけをポンプ輸送する、液体ポンプ(24;24’)と、
ii) CSA冷媒領域出口(29)とポンプ入口(23;23’)との間の冷媒回路(14)に接続され、前記気体-液体冷媒混合物から気体を分離(30;30’;130;28;28’)し、気体分離に続き液体冷媒を蓄積(30;30’;130)し、実質的に液体冷媒だけをポンプ入口(23;23’)へ供給する、分離手段(26;26’;26’’)と、
を備え、前記分離手段(26;26’;26’’)は、前記気体-液体冷媒混合物から気体を分離するために少なくとも気体の輸送を促進するように、気体-液体冷媒混合物の領域において冷媒回路(14)に接続された真空装置(28;28’)を含むことを特徴とする冷媒管理システム。
IPC (2件):
FI (3件):
H01M8/04 J
, H01M8/04 N
, H01M8/10
Fターム (8件):
5H026AA06
, 5H027AA06
, 5H027BA13
, 5H027BA19
, 5H027CC06
, 5H027CC09
, 5H027KK48
, 5H027MM16
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