特許
J-GLOBAL ID:200903013516327367

動き検出用固体撮像装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山本 秀策
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-164825
公開番号(公開出願番号):特開平10-290400
出願日: 1997年06月20日
公開日(公表日): 1998年10月27日
要約:
【要約】【課題】外部のメモリを必要とせず、かつ画素のサイズを小さくすることが可能な動き検出用固体撮像装置を提供する。【解決手段】相互に近接する1組の各画素1a,1bを1つの感知単位1として扱っている。画素1bは、連続する2つのフレーム期間に、入射光を積分し続け、また画素1aは、後半のフレーム期間のみ、入射光を積分する。撮像画面上の映像が静止している状態であれば、2つのフレーム期間の後には、画素1bの信号のレベルが画素1aのレベルの2倍となる。したがって、画素1aの信号の2倍のものと画素1bの信号の差は、0となる。また、撮像画面上の映像が動いた状態であれば、画素1bの信号のレベルが画素1aのレベルの2倍とならず、画素1aの信号の2倍のものと画素1bの信号の差は0とならない。
請求項(抜粋):
複数の光電変換手段をマトリクス状に配列して、撮像画面を形成し、これらの光電変換手段の信号に基づいて撮像画面上の映像の動きを検出する動き検出用固体撮像装置において、各光電変換手段のうちの相互に空間的に近接する第1及び第2光電変換手段を1組とし、第1光電変換手段の第1光積分期間を第2光電変換手段の第2光積分期間よりも短くすると共に、第1及び第2光積分期間の終了時点を略一致させ、第1及び第2光積分期間の後に、第1及び第2光電変換手段の信号を共に読み出し、第1光積分期間に対する第2光積分期間の比と第1光電変換手段の信号の積を求め、この積と第2光電変換手段の信号の差に基づいて撮像画面上の映像の動きを検出する動き検出用固体撮像装置。
IPC (2件):
H04N 5/335 ,  H01L 27/148
FI (2件):
H04N 5/335 P ,  H01L 27/14 B

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