特許
J-GLOBAL ID:200903013516334398

管へのフランジ・リブ溶接方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 森本 義弘
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-025606
公開番号(公開出願番号):特開2000-225467
出願日: 1999年02月03日
公開日(公表日): 2000年08月15日
要約:
【要約】【課題】 周方向で隣接するリブ間における溶接を自動連続化して、サイクルタイムの短縮化及びトラブルの発生率の低減が図れる管へのフランジ・リブ溶接方法を提案する。【解決手段】 溶接開始前に、自動アーク溶接装置における溶接トーチ6の管径方向、管軸方向及び管周方向への順次移動により溶接ワイヤー7先端のタッチセンシングを実施して管1とフランジ2との当接位置、フランジ2と周方向で隣接するリブ3,3との各交点位置及び周方向で隣接するリブ3,3間の距離を検出してU字状溶接予定線Lを補正し、補正されたU字状溶接予定線Lに沿わせて溶接トーチ6を自動的に連続移動させることによりフランジ2及び周方向で隣接するリブ3,3を管1に対してU字状に連続溶接する。
請求項(抜粋):
管の外周に嵌合された円環状フランジ及びこの円環状フランジの軸方向の一面と管の外周面とに当接する状態で管の外周方向に所定間隔を隔てた複数箇所に配置されるフランジ補強用のリブを管に対して自動アーク溶接装置を介して溶接する方法であって、溶接開始前に、自動アーク溶接装置における溶接トーチの管径方向、管軸方向及び管周方向への順次移動により溶接ワイヤー先端のタッチセンシングを実施して管と円環状フランジとの当接位置、円環状フランジと周方向で隣接するリブとの各交点位置及び周方向で隣接するリブ間の距離を検出し、検出した各位置と予め記憶されたU字状溶接予定線との位置ずれ量を算出し、算出した位置ずれ量に基づいてU字状溶接予定線を補正しながら溶接トーチを自動的に連続移動させることにより、円環状フランジ及び周方向で隣接するリブを管に対してU字状に連続溶接することを特徴とする管へのフランジ・リブ溶接方法。

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