特許
J-GLOBAL ID:200903013518478672
キャピラリ電気泳動装置およびキャピラリ電気泳動方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
上野 英夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-254690
公開番号(公開出願番号):特開平7-159375
出願日: 1994年09月22日
公開日(公表日): 1995年06月23日
要約:
【要約】【目的】ピークのブロードニングの起こす電気浸透流による影響を排除する。【構成】本発明に係るキャピラリ電気泳動装置には、20μm以下の高さであるキャピラリを使用することにより、電気浸透流の流速プロファイルを制限し、実質的に放物線状にする。キャピラリは、好適には長方形の形状で、少なくとも2:1のアスペクト比、特に好ましくは少なくとも120:1のアスペクト比であることが好ましく、バルク流を増加させることができる。静水背圧をキャピラリに印加し、EOFを減少させまたは取り消すことができる。背圧はEOFを減少させるために順方向EOFの少なくとも50%程の強度に設定することが好ましく、よって、分離能を向上させる。
請求項(抜粋):
分析物が注入される注入端部と分析物の成分が順方向に移動して分離される出口端部を有するキャピラリと、分析物と緩衡液を保持し、前記キャピラリの注入端部へ注入する貯蔵器および注入手段と、前記キャピラリの長さ方向にわたって電位を印加するための電圧手段と、キャピラリを通る分析物に対して注入端部の方向に加圧し、順方向の電気浸透流(EOF)速プロファイルの少なくとも50%の強度で、逆方向の静水流速プロファイルを有する調節可能な逆方向の静水流速成分を生成し、電気浸透流(EOF)を減少させるための制御可能な背圧手段とを含むことを特徴とするキャピラリ電気泳動装置。
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