特許
J-GLOBAL ID:200903013523964399

回折用光学素子およびこれを用いた光ピックアップ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 横沢 志郎 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-300353
公開番号(公開出願番号):特開平9-145922
出願日: 1995年11月20日
公開日(公表日): 1997年06月06日
要約:
【要約】【課題】 レーザ光を3ビームに分離してコンパクトディスクの信号面等に照射するために使用する回折用光学素子において、不必要な回折に起因する光利用効率の低下を回避する。【解決手段】 CDピックアップ装置20のレーザダイオード21からのレーザ光は、回折用光学素子1を通過して、その表面の複屈折性材料からなる第1の偏光性回折格子3によって3つの光ビームに分けられ、反対側の面の複屈折性材料からなる第2の偏光性回折格子4を素通りし、1/4波長板25を経てディスク27を照射する。ディスク27からの戻り光は、1/4波長板25を再度経て、偏光方向が直交する直線偏光光となって回折用光学素子1に入射する。このため、回折用光学素子1の第1の偏光性回折格子3を素通りして第2の偏光性回折格子4による回折作用のみを受け、一次回折光がホトダイオード22の受光面に照射される。レーザ光は不必要な回折作用を受けないので、光利用効率の低下を回避できる。
請求項(抜粋):
互いに平行な2つの表面を有し、これらの表面のうちの一方の表面には複屈折性材料からなる第1の偏光性回折格子が形成され、他方の表面には、前記第1の回折格子とは回折方向の異なる複屈折性材料からなる第2の偏光性回折格子が形成されていることを特徴とする回折用光学素子。
IPC (4件):
G02B 5/30 ,  G02B 5/18 ,  G11B 7/09 ,  G11B 7/135
FI (4件):
G02B 5/30 ,  G02B 5/18 ,  G11B 7/09 C ,  G11B 7/135 Z
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭64-086337

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