特許
J-GLOBAL ID:200903013525909182

蒸気タービンノズル

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 則近 憲佑
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-266672
公開番号(公開出願番号):特開平5-106405
出願日: 1991年10月16日
公開日(公表日): 1993年04月27日
要約:
【要約】【目的】ノズル翼面上を流れる水膜を、確実にスリットに導く蒸気タービンノズルを提供するにある。【構成】本発明に係る蒸気タービンノズルは、このノズル1の翼面に、複数のスリット3aを所定間隔で径方向に一列に配したスリット列と、複数のスリット3bを所定間隔で径方向に一列状に配したスリット列とを設ける。スリット列3aのスリット列とスリット3bのスリット列との間の軸方向の間隔をL、スリット3aとスリット3bとが径方向に重なり合う長さをl、ノズル外壁8の傾き角度をθswとしたときに、スリット3a,3bの端部間を結ぶ対角線の傾き角度tan-1l/Lを、前記傾き角度θswの1/2以上の大きさとする。これにより、前記傾き角度が、水膜5の流れ角度θよりも大きくなり、水膜5を確実にスリット3a,3bに導くことができる。
請求項(抜粋):
内部に、低圧部と連通する中空部を形成するとともに、翼面に、水膜を吸い込むためのスリット列を軸方向に複数列設け、各スリット列は、複数のスリットを径方向に所定間隔で一列状に配して構成し、かつ隣接するスリット列の相互のスリットを、径方向に位置をずらした蒸気タービンノズルにおいて、隣接するスリット列の軸方向の間隔と隣接するスリット列の相互のスリットが径方向に重なり合う長さとから求められる対角線の傾き角度を、ノズル外壁面の傾き角度の1/2以上としたことを特徴とする蒸気タービンノズル。
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭62-157206

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