特許
J-GLOBAL ID:200903013526791282

光学式エンコーダ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 若林 忠
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-338593
公開番号(公開出願番号):特開平5-172589
出願日: 1991年12月20日
公開日(公表日): 1993年07月09日
要約:
【要約】【目的】 1組の発光部・受光部で物体の回転運動または直線運動を検出する。【構成】 回転円板2には短かい透過部分、短かい遮光部分、長い透過部分、長い遮光部分の繰り返しで構成されたスリット1が形成されている。受光部4に得られたエンコーダ出力信号6はDフリップフロップ7で2分周され、回転円板2の回転方向に応じてパルス区間の短かい信号出力13またはパルス区間の長い信号出力13とこの信号出力13の論理を反転した信号が得られる。これら両信号のパルス区間の時間をそれぞれカウンタ9,10でカウントし、両カウント値の差を減算回路11で計算し、コンパレータ12でその絶対値を基準値15と比較し、基準値15よりも小さければ右回転、基準値15よりも大きければ左回転であると判断し、回転方向信号14を出力する。
請求項(抜粋):
回転運動または直線運動する物体とともに回転運動または直線運動し、長さaの短かい透過部分と、長さbの短かい遮光部分と、長さcの長い透過部分と、長さdの長い遮光部分(ただし、a+b<c+d、かつb<d)の繰り返しで構成されるスリットが形成されている板と、該板のスリットの部分を挟みこむ形で互いに対向して設置されている1組の発光部および受光部と、前記受光部に得られたエンコーダ出力を入力し、スリットの短かい透過部分に対応するエンコーダ出力の立上がりからスリットの長い透過部分に対応するエンコーダ出力の立上がりまでをパルス区間とする信号出力を得、該信号出力のパルス区間と残りの区間のそれぞれの時間をカウントし、両カウント値の差を計算し、該差またはその絶対値を、前記板が短かい透過部分から短かい遮光部分の方向に回転または直線運動しているときの前記差またはその絶対値よりも小さく、前記板が前記方向と反対方向に回転または直線運動しているときの前記差またはその絶対値よりも大きい所定の基準値と比較し、その比較結果に応じて前記板の回転または直線運動の方向を示す信号を前記信号出力とともに出力する信号処理回路を有する光学式エンコーダ。

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