特許
J-GLOBAL ID:200903013536409890

段付き板金製プレス成形品におけるスプライン歯形のしごき成形方法および同方法によりしごき成形された板金製クラッチドラム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 八木 秀人
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-206314
公開番号(公開出願番号):特開平11-047874
出願日: 1997年07月31日
公開日(公表日): 1999年02月23日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 段差部に余肉が発生しない板金製プレス成形品におけるスプライン歯形のしごき成形方法。【解決手段】 板金製プレス品の外周に対応する複数段のしごき成形面28a,30aをもつダイ24(28,30)と、プレス品の内周形状に対応する複数段のしごき成形面32a,34aをもつパンチとを軸方向に噛み合わせ、パンチを、ダイ28と協働して小径周壁をしごく第1のパンチ32と、パンチ32の外周に配置され、ダイ30と協働して大径周壁をしごき、ダイの段差29位置で下降停止する外周パンチ34とに分割構成し、第1のパンチおよび外周パンチを一体に下降させて、大径周壁のしごき成形後、小径周壁をしごき成形する際、外周パンチの加圧力をしごき用加圧力より小さくすることで、第1のパンチの下降(しごき)により小径周壁が軸方向にスムーズに延ばされて、材料の段差部への流入が減り、段差部に余肉部が生じない。
請求項(抜粋):
プレス成形品である被加工品の外周形状に対応する複数段のしごき成形面が形成された成形用のダイと、被加工品の内周形状に対応する複数段のしごき成形面が形成された成形用のパンチとを軸方向に噛み合わせて、径の異なる複数の周壁が段差部を介し連設された段付き板金製カップ型一体プレス成形品の各周壁における内外少なくともいずれか一方の面にスプライン歯形をしごき成形する方法において、前記パンチは、ダイ側の対応しごき成形面と協働して被加工品の最深部の周壁にスプライン歯形をしごき成形する第1のパンチと、第1のパンチ外周に同軸状に配置され、ダイ側の対応しごき成形面と協働して被加工品の各段の周壁にスプライン歯形をしごき成形し、ダイの各段の段差位置で下降停止する1ないし複数の外周パンチとに分割構成され、前記第1のパンチおよび外周パンチを一体に下降させて、被加工品の外側の周壁から順にしごき成形するが、外側の周壁のしごき成形後、その内側の周壁をしごき成形する際の外側の周壁のしごき成形圧を、内側の周壁のしごきによる段差部への材料流入を低減できるように制御することを特徴とする段付き板金製プレス成形品におけるスプライン歯形のしごき成形方法。
IPC (3件):
B21K 1/30 ,  B21D 22/28 ,  F16D 13/60
FI (5件):
B21K 1/30 Z ,  B21D 22/28 A ,  B21D 22/28 J ,  B21D 22/28 K ,  F16D 13/60 T

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