特許
J-GLOBAL ID:200903013542563796
流量制御による油圧式パワーステアリング装置
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
萼 経夫 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-129964
公開番号(公開出願番号):特開平6-024347
出願日: 1993年05月06日
公開日(公表日): 1994年02月01日
要約:
【要約】【目的】 ステアリングホィールの回転以外の入力に応じてステアリング機能を可変または制御可能にする油圧式パワーステアリング装置を提供すること。【構成】 主スプール弁35及び追従スリーブ弁37を含む油圧パワーステアリング装置11で、通常の作動中は、スプール及びスリーブの相対回転によって1つまたは複数の可変流量制御オリフィスA1、A5;AN;A1が形成され、これらのオリフィスは、スリーブが第1位置に押しつけられている時に第1の面積対転向関係にある。スリーブは、車両のステアリングホィールの回転以外の入力95、99に応答して第2位置に向けて移動できる。スリーブが第2軸方向位置にある時、流量制御オリフィスは異なった面積対転向関係にあり、その差によって有益なステアリングまたは付帯機能を与えることができる。
請求項(抜粋):
加圧流体源(P)からの流体の流量を制御する油圧式パワーステアリング装置 (11;111)であって、加圧流体源に連結する入口ポート (23;123)及び戻りポート(25 ;125)を形成するハウジング手段 (13;113)と、前記ハウジング手段内に配置され、主回転弁部材(35、135)及びそれと協働する相対回転可能な追従弁部材(37、137)を有する弁手段と備え、前記主及び追従弁部材は、中立回転位置(図3;図10)と、前記主弁部材が前記追従弁部材に対して前記中立回転位置から回転変位している回転作動位置(図5;図11)とを備え、前記弁部材が前記回転作動位置(図5;図11)にある時、前記ハウジング手段及び前記弁手段の協働によって、前記入口ポートと前記戻りポートとの間を連通する主流体路が形成され、流体作動手段 (17;117)が、それを流れる流体の流量に応じて前記追従弁部材(37;137)に追従移動を与え、前記流体作動手段は前記入口ポート及び前記戻りポート間の主流体路内に直列状の流れ関係に配置され、前記追従弁部材(37、137)は第1軸方向位置(図5;図10)を形成し、前記主弁部材(35、135)は流体通路手段(69L、69R、71L、71R、107L、107R;209L、209R、211、213)を形成し、前記追従弁部材は流体ポート手段(75、77、85L、85R;175)を形成し、前記流体通路手段及び前記流体ポート手段は、前記追従弁部材が前記第1軸方向位置(図5;図10)にある時、前記主及び追従弁部材が前記中立回転位置(図3;図10)と前記回転作動位置(図5;図11)間を変位する時に第1の面積対転向関係にある可変流量制御オリフィス(A)を形成するように配置されており、(a)前記追従弁部材(37;137)を前記第1軸方向位置(図5;図10)に向けて付勢する手段(91;191)と、(b)前記追従弁部材を前記第1軸方向位置から第2軸方向位置(図6;図11)に向けて変位させる手段(95、99;195) とを有しており、(c)前記流体通路手段及び前記流体ポート手段の一方は、前記追従弁部材が第2軸方向位置(図6;図11)にある時、前記主及び追従弁部材が前記中立回転位置と前記回転作動位置間を変位する時に前記可変流量制御オリフィス(A)が第2の面積対転向関係になるような形状であることを特徴とする油圧パワーステアリング装置。
IPC (4件):
B62D 5/09
, B62D 5/083
, B62D 5/087
, B62D 6/02
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