特許
J-GLOBAL ID:200903013546105750

乗員保護装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大島 陽一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-331776
公開番号(公開出願番号):特開2002-137703
出願日: 2000年10月31日
公開日(公表日): 2002年05月14日
要約:
【要約】【課題】 乗員減速度の低減を達成しつつ車体寸法のコンパクト化及び軽量化かつ低廉化をより一層高次元に実現する。【解決手段】 シート1を任意の位置で固定するためのロックプレート10と可動プレート12とを有し、シートと可動プレートとの間にアクチュエータ8を設ける。アクチュエータにより、衝突初期にシートを車体後方に移動させ、衝突中盤にはアクチュエータ内の圧壊チューブ8kとピストンヘッド8bとの衝当によりシートに加速度を生じさせ、衝突終盤にはシートと車体とを一体化する。【効果】 早期に車体とシートおよび乗員との減速度が互いに等しくなるようにすることができると共に、シートの下方のスペースを利用して本装置を設置でき、本装置搭載のための特別な空きスペースを確保する必要が無く、車体寸法のコンパクト化を達成することができ、併せて軽量化かつ低廉化を促進し得る。
請求項(抜粋):
車体に固定されたロアレールと、前記ロアレールに摺動自在に支持されたアッパレールと、前記アッパレールに一体化されかつ着座した乗員を拘束するシートベルトを備えたシートと、前記シートを変位自在な状態と固定状態とのいずれかに選択可能なシートスライドロック機構と、衝突荷重の車体への入力方向と同じ向きの加速度を前記シートに対して与えるべく、前記シートに一体化されたシリンダと、前記シートスライドロック機構に結合されたピストンと、衝突時に前記ピストンを前記シリンダから押し出す力を発生するピストン押圧手段とを備える第1加速手段と、前記入力方向と逆向きの加速度を前記ピストンを介して前記シートに対して与えるように前記シリンダ内に設けられた第2加速手段とを有することを特徴とする乗員保護装置。
FI (2件):
B60R 21/02 D ,  B60R 21/02 P
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 乗員保護装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平10-233748   出願人:本田技研工業株式会社
  • 自動車用衝撃吸収シート
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-230859   出願人:東レ株式会社
審査官引用 (2件)
  • 乗員保護装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平10-233748   出願人:本田技研工業株式会社
  • 自動車用衝撃吸収シート
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-230859   出願人:東レ株式会社

前のページに戻る