特許
J-GLOBAL ID:200903013548436150

燃料電池発電装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): ▲桑▼原 史生
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-259764
公開番号(公開出願番号):特開平8-106913
出願日: 1994年09月30日
公開日(公表日): 1996年04月23日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 燃料電池に供給される水素リッチな燃料ガス中の一酸化炭素濃度を10ppm以下に低減させる。【構成】 燃料改質装置14を出た改質ガスを水回収装置32を経て一酸化炭素除去装置26に導入し、装置32と装置26の冷却層には冷却水が循環し、装置26から排出される改質ガス温度を測定するセンサー27が設けられ、該改質ガス温度が装置26に担持される選択酸化触媒の活性温度域以上に上昇したときには、コントローラ36によって冷却水の循環速度を増大させるよう循環ポンプ34の作動が制御され、改質ガスは装置32および装置26の冷却層によって冷却され、選択酸化触媒を常に活性温度域に維持し、同時に、改質部15および変成部16での反応により改質ガスに含まれる余剰水蒸気は装置32に回収除去され、一酸化炭素濃度を低減された改質ガスは水供給装置28で加湿された後、燃料電池30の水素極に供給される、燃料電池発電装置。
請求項(抜粋):
原燃料ガスを改質触媒の下で改質反応させて水素リッチな改質ガスを生成させる燃料改質手段と、該燃料改質手段にて生成された改質ガス中の一酸化炭素を変成触媒の下で水と反応させて水素と二酸化炭素を生成させることにより該改質ガス中の一酸化炭素濃度を一次的に低減させる変成手段と、該変成手段を通過した後の改質ガス中の一酸化炭素を選択酸化触媒の下で酸化除去して該改質ガス中の一酸化炭素濃度を二次的に低減させる一酸化炭素酸化除去手段と、これら変成手段および一酸化炭素酸化除去手段を経て所定値以下に一酸化炭素濃度が低減された改質ガスを加湿する加湿手段と、該加湿手段により加湿された改質ガスが水素極に供給される一方酸化極には酸化剤ガスが供給されて電池反応を得る燃料電池本体と、を有する燃料電池発電装置において、前記変成手段と前記一酸化炭素酸化除去手段との間に水回収手段を設けて該水回収手段に改質ガスを流通させ、かつ、該水回収手段と該一酸化炭素酸化除去手段との間に冷却水を循環させる循環手段を設けたことを特徴とする燃料電池発電装置。
IPC (3件):
H01M 8/04 ,  H01M 8/06 ,  H01M 8/10

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