特許
J-GLOBAL ID:200903013552591577

直接噴射火花点火式エンジン

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 三原 靖雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-267300
公開番号(公開出願番号):特開平11-153034
出願日: 1998年09月03日
公開日(公表日): 1999年06月08日
要約:
【要約】【課題】 壁面湿潤状態とそれによる煤の発生を防止しつつ、層状充填状態を起こし得る燃料量を増やして、燃料経済性を向上させる。【解決手段】 所定の速度と所定の滴寸法により燃料を噴射し、所定の初期コーン角度を有する中空コーンへと噴射された燃料をなすことにより、直接噴射エンジンにおける層状充填状態が形成される。それにより、噴射された燃料が、浮遊して壁面湿潤とそれに続く煤形成を削減する様に燃焼室24内に浅く入る。上部が実質的に平らなピストンは、エンジンの圧縮工程中において、噴射された燃料をボール形状の核となす。ボール形状の核は吸入された空気とは実質的に未混合のままであり、それにより層状充填状態を実現する。ピストンの連続した運動により、ボール形状の核は点火するために、スパーク・プラグ30に向けて動かされる。
請求項(抜粋):
シリンダー・ブロックと、該シリンダー・ブロック内に形成され、長手軸を定義し上端を有する、シリンダー・ボアと、上記シリンダー・ブロックに取り付けられ、上記シリンダー・ボアの上端を閉じて燃焼室を形成する、シリンダー・ヘッドと、上記シリンダー・ヘッド内に形成され、吸入弁を介して上記燃焼室と連通し、空気を上記燃焼室へと導く吸入ポートと、軸を定義し、上記燃焼室へと燃料を噴射し、該燃料が、所定の速度と所定の滴寸法とを有し、所定の初期コーン角を有する中空コーンへと形成されて、その中で浮遊して壁面付着を減少させる様に上記燃焼室に対して浅く入るものである、燃料インジェクターと、上記シリンダー・ボア内に往復動可能に収容され、エンジンの圧縮工程において上記噴射された燃料を略ボール形状の核へとなし、該燃料を上記吸入空気とは実質的に未混合のままとして、層状充填状態を実現する上部が略平面状のピストンと、上記燃焼室と連通し、上記燃料が点火され得る様に上記ボール形状の核により囲まれる点火源とを有する層状充填直接噴射火花点火式内燃機関。
IPC (7件):
F02B 23/10 ,  F02B 17/00 ,  F02D 41/02 325 ,  F02D 41/02 ,  F02D 41/34 ,  F02M 61/14 310 ,  F02M 61/18 360
FI (9件):
F02B 23/10 D ,  F02B 23/10 M ,  F02B 17/00 F ,  F02D 41/02 325 A ,  F02D 41/02 325 F ,  F02D 41/02 325 G ,  F02D 41/34 F ,  F02M 61/14 310 D ,  F02M 61/18 360 J

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