特許
J-GLOBAL ID:200903013553685699

空気調和装置の運転制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 前田 弘 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-327882
公開番号(公開出願番号):特開平11-159835
出願日: 1997年11月28日
公開日(公表日): 1999年06月15日
要約:
【要約】【課題】 各種の運転状態に適した制御を実行することにより快適性の向上を図る。【解決手段】 第1運転状態の場合、多変数制御器(53)は、圧縮機の吐出温度T2の偏差ΔT2と、室内熱交換器の冷媒温度Tnの偏差ΔTnを2入力とし、冷媒回路(12)のダイナミックモデルに基づいて圧縮機容量と電動膨張弁開度の制御量ΔHz,ΔEvを導出する。更に、多変数制御器(53)は、圧縮機容量及び電動膨張弁開度を2出力とし、圧縮機に周波数指令信号を、電動膨張弁に開度指令信号をそれぞれ出力する。過渡時などの第2運転状態の場合、個別制御器の圧縮機制御部は、室内温度Trと設定温度Tsとの偏差に基づいて圧縮機容量の制御量を導出し、圧縮機に周波数指令信号を出力する。同時に、膨張弁制御部は、第1偏差算出部(55)が算出した吐出温度の偏差ΔT2に基づいて膨張弁開度の制御量を導出し、電動膨張弁に開度指令信号を出力する。
請求項(抜粋):
運転容量の可変な圧縮機(21)と熱源側熱交換器(23)と開度の可変な膨張弁(EV)と利用側熱交換器(31)とが順に接続された冷媒回路(12)を備え、空調運転を行う空気調和装置において、上記冷媒回路(12)における2種類以上の状態量を検出して出力する検出手段(1T)と、該検出手段(1T)の2種類以上の各状態量の目標値をそれぞれ出力する目標出力手段(5D)と、上記冷媒回路(12)の運転状態を判別し、該冷媒回路(12)が所定範囲の第1運転状態であると第1状態信号を出力し、該第1運転状態と異なる第2運転状態であると第2状態信号を出力する判別手段(58)と、該判別手段(58)が第1状態信号を出力すると、上記検出手段(1T)の各検出状態量と目標出力手段(5D)の各目標値との偏差を多入力とする一方、2種類以上の制御対象の制御量を制御入力とし、且つ2種類以上の状態量を制御出力とする冷媒回路(12)のダイナミックモデルに基づいて冷媒回路(12)における2種類以上の制御対象の制御量を導出し、該各制御量を多出力とする多変数制御に構築された第1の制御を実行し、上記制御対象に指令信号をそれぞれ出力する第1制御手段(53)と、上記判別手段(58)が第2状態信号を出力すると、第1の制御と異なる第2の制御を実行するように構成され、上記検出手段(1T)の各検出状態量と目標出力手段(5D)の各目標値との偏差が入力し、該各偏差に基づいて上記冷媒回路(12)における2種類以上の制御対象の制御量を導出するように第2の制御を実行し、上記制御対象に指令信号を出力する第2制御手段(57)とを備えていることを特徴とする空気調和装置の運転制御装置。
IPC (4件):
F24F 11/02 102 ,  F24F 11/02 ,  F25B 1/00 304 ,  F25B 1/00 371
FI (5件):
F24F 11/02 102 W ,  F24F 11/02 102 F ,  F24F 11/02 102 S ,  F25B 1/00 304 F ,  F25B 1/00 371 B

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