特許
J-GLOBAL ID:200903013554195121

バンドの長さ調節構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高宗 寛暁
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-257383
公開番号(公開出願番号):特開平10-080307
出願日: 1996年09月09日
公開日(公表日): 1998年03月31日
要約:
【要約】【課題】 連結ピン自体の材料特性(スプリング性等)が継続し、連結ピンの脱落が皆無になるし、また、同じく連結ピンを繰り返し使用しても安定した作業を行うことができるバンドの長さ調節構造を提供する。【解決手段】 他方の長さ調整駒2の凸部側連結貫通穴7の一端に、一方の長さ調整駒2の凹部側連結貫通穴6A、6Bより径大の段穴部7Aを形成し、連結ピン3の突出部9を、その金属線8を二つ折りした折線部8A毎に、前記連結ピン3の軸線方向に対して略垂直に立ち上がる片側突出部9Aを互いに背向して矩形形状に形成すると共に、凹部側連結貫通穴6Aより径大で且つ段穴部7Aより径小に形成し、連結ピン3を凹部側連結貫通穴6Aより挿入し、段穴部7Aに突出部9を落とし込み装着したとき、連結ピン3の突出部9を段穴部7Aに圧接せずに配設するようにした。
請求項(抜粋):
一端に形成した凹部を挟んだアーム部にバンド短手方向に沿う連結貫通穴を有する一方の長さ調整駒と、前記凹部に組み合わされる凸部を有し且つ前記凸部にバンド短手方向に沿う連結貫通穴を有する他方の長さ調整駒とを有し、前記一方及び他方の長さ調整駒の前記連結貫通穴に、半甲丸状の断面を有する金属線を二つ折りに折曲して、その一部に互いに背向して径方向に突出する突出部を形成した連結ピンを挿入することにより前記一方及び他方の長さ調整駒を着脱可能に連結してなるバンドの長さ調節構造において、前記他方の長さ調整駒の前記凸部に設けられた前記連結貫通穴の一端に、前記一方の長さ調整駒の前記凹部の前記連結貫通穴より径大の段穴部を形成し、前記連結ピンの突出部を、その金属線を二つ折りした折線部毎に、前記連結ピンの軸線方向に対して略垂直に立ち上がる片側突出部を互いに背向して矩形形状に形成すると共に、前記凹部の前記連結貫通穴より径大で且つ前記段穴部より径小に形成し、前記連結ピンを前記凹部の前記連結貫通穴より挿入し、前記段穴部に前記突出部を落とし込み装着したとき、前記連結ピンの前記突出部を前記段穴部に圧接せずに配設するようにしたことを特徴とするバンドの長さ調節構造。

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