特許
J-GLOBAL ID:200903013558758988

スペクトル拡散通信装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 後藤 洋介 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-133090
公開番号(公開出願番号):特開平6-350558
出願日: 1993年06月03日
公開日(公表日): 1994年12月22日
要約:
【要約】【目的】 スペクトル拡散通信装置において送信部と受信部とを共用して構成を簡単にする。【構成】 SAWマッチドフィルタ39はそのPNパターン電極に第1及び第2のタップを備えている。送信データに応じて乗算器46からの乗算信号が選択的に第1及び第2のタップに与えられ、SAWマッチドフィルタの出力側からスペクトル拡散信号を出力する。SAWマッチドフィルタの入力側にスペクトル拡散信号が与えられると第1又は第2のタップにPN符号列一周期毎にピークを有する相関検出信号が得られる。この相関検出信号を用いてスペクトル拡散信号を逆拡散して復調データを得る。
請求項(抜粋):
スペクトル拡散信号を送信スペクトル拡散信号として送出する送出手段と、前記スペクトル拡散信号を受信スペクトル拡散信号として受信する受信手段とを備え、前記スペクトル拡散信号を用いて送受信を行うスペクトル拡散通信装置において、入力端及び出力端を備え前記入力端で前記受信手段に接続され前記出力端で前記送出手段に接続されるとともに第1及び第2のタップを有するPNパターン電極を備えるSAWマッチドフィルタと、所定周期のパルス信号と搬送波とが乗算された乗算信号を受け送信データに応じて前記乗算信号を選択的に前記第1及び前記第2のタップに与える切替手段と、前記第1又は前記第2のタップに接続されるとともに前記受信手段に接続され復調手段とを有し、前記SAWマッチドフィルタは前記受信スペクトル拡散信号が与えられた際前記第1又は第2のタップにPN符号列一周期毎にピークを有する相関検出信号を出力し、前記乗算信号が与えられた際前記送信手段に前記スペクトル拡散信号を与え、前記復調手段は前記相関検出信号に基づいて前記受信スペクトル拡散信号を復調データに復調するようにしたことを特徴とするスペクトル拡散通信装置。

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