特許
J-GLOBAL ID:200903013562098615

方向転換路とリターン路とを接続管部で連通した直動案内ユニット

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 尾仲 一宗
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-286106
公開番号(公開出願番号):特開2003-090338
出願日: 2001年09月20日
公開日(公表日): 2003年03月28日
要約:
【要約】【課題】 この直動案内ユニットは,多孔質構造の焼結樹脂部材で形成したリターン路部材と方向転換路とを接続管部で連通してスムースな方向転換路を形成し,潤滑油を長期にわたって転動体に供給し耐久性を向上する。【解決手段】 スライダ2は,ケーシング10の挿通孔5の両端部31を除いた部分に嵌挿されてリターン路22を形成するリターン路部材6,方向転換路19の内周部9と内周部9に続くリターン路22の端部を形成する接続管部48の内側部分8とを有するスペーサ駒部7を備えたスペーサ12,及び方向転換路19の外周部29と外周部29に続くリターン路22の端部を形成する接続管部48の外側部分28を備えたエンドキャップ11から構成されている。
請求項(抜粋):
長手方向両側面にそれぞれ形成された第1軌道溝を備えた軌道レール,前記第1軌道溝に対向して形成された第2軌道溝を備え且つ前記軌道レールに相対移動可能に跨架したスライダ,及び前記軌道レールの前記第1軌道溝と前記スライダの前記第2軌道溝とで形成される負荷軌道路を転走する転動体を有する直動案内ユニットにおいて,前記スライダは,前記第2軌道溝と前記第2軌道溝に沿って延びる挿通孔とが形成されたケーシング,前記ケーシングの前記挿通孔の両端部を除いた部分に嵌挿されてリターン路の中間部を形成するリターン路部材,前記ケーシングの両端面にそれぞれ配設されて前記負荷軌道路と前記リターン路とを接続する方向転換路の内周部を備え且つ前記挿通孔の前記端部に嵌合されて前記内周部に続く前記リターン路の端部を形成する接続管部の内側部分を備えているスペーサ,及び前記スペーサの端面に配設されて前記方向転換路の外周部を備え且つ前記挿通孔の前記端部に嵌合されて前記外周部に続く前記リターン路の端部を形成する前記接続管部の外側部分を備えているエンドキャップから構成されていることを特徴とする直動案内ユニット。
Fターム (7件):
3J104AA03 ,  3J104AA23 ,  3J104BA33 ,  3J104CA13 ,  3J104DA06 ,  3J104EA02 ,  3J104EA06
引用特許:
審査官引用 (7件)
  • リニアガイド装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平10-334027   出願人:日本精工株式会社
  • 直動転がり案内ユニット
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平11-257648   出願人:日本トムソン株式会社
  • 特開平4-194413
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