特許
J-GLOBAL ID:200903013568414888
スラストころ軸受用保持器
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
鎌田 文二 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-148924
公開番号(公開出願番号):特開平8-014251
出願日: 1994年06月30日
公開日(公表日): 1996年01月16日
要約:
【要約】【目的】 鋼板をプレス加工して形成されるスラストころ軸受用保持器において、表面処理やプレス工程の追加をすることなく、保持器と案内部材の回転案内面の摩耗進行を抑制する。【構成】 環状の鋼板2の端面3において、内径側と外径側及び中央部に屈曲折返し部4、5、6を設け、回転案内面となる内径側の折返し部4aを、鋼板2の端面に対して鋼板の厚み方向に延長させる。上記延長した分だけ案内面の面積が拡大し、案内面に作用する面圧が低下するため、軸12と保持器1の案内面の摩耗の進行が抑制される。
請求項(抜粋):
環状の鋼板の端面において内径側端部と外径側端部及び内外径端部間の中央部を、それぞれ鋼板の厚み方向の同一方向に屈曲させた後折返し、上記鋼板の端面に、円周方向に所定間隔で複数のポケットを形成し、そのポケットに収納したころを、上記中央部の屈曲折返し部とその両側のポケット側面で保持し、上記内径側と外径側の折返し部の一方又は両方を、鋼板の端面に対して鋼板の厚み方向に延長させ、その延長した折返し部を他部材と接触する回転案内面としたスラストころ軸受用保持器。
IPC (2件):
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