特許
J-GLOBAL ID:200903013573897021

車両用シートのスライド機構

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 秋山 修
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-114251
公開番号(公開出願番号):特開平10-287154
出願日: 1997年04月16日
公開日(公表日): 1998年10月27日
要約:
【要約】【課題】 アッパーレールのベアリングをロアレール内に転動させる車両用シートのスライド機構において、アッパーレールの剥離を防止でき、且つ車両用シートのスライド操作時における上下、左右方向のガタを軽減する。【解決手段】 略L字状に折曲された板材21の垂直片21a同士を接合固定して、形成したアッパーレール20に剥離を防止するランナーピン40を設置すると共に、このランナーピン40の両端に樹脂ローラ42を取付け、この樹脂ローラ42をロアレール12の上部内壁面12aに当接させる。スライド操作時における上下方向のガタを軽減する。更に、樹脂ローラ42内に鋼球43を埋め込むか、あるいは樹脂ローラ42の外側面にバネ片45を設けることにより、ロアレール12の側部内壁面12bに鋼球43、あるいはバネ片45を当接させる。
請求項(抜粋):
車両床面の前方より後方に亘ってロアレールが設置されると共に、車両用シートのシートクッションの下面に該ロアレールに対応してアッパーレールが設置され、アッパーレールに設けられたベアリングをロアレール内に沿って転動させることにより、ロアレールに対してアッパーレールを前後方向に沿って摺動可能とした車両用シートのスライド機構において、前記アッパーレールは略L字状に折曲された板材の垂直片同士を互いに接合固定して形成され、アッパーレールの前後位置でアッパーレールを貫通するランナーピンの両端フランジによりアッパーレールの両側が支持されると共に、ランナーピンの両端フランジにロアレールの上部内壁面に当接する樹脂ローラが設けられていることを特徴とする車両用シートのスライド機構。

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