特許
J-GLOBAL ID:200903013579535342

車両用ECU電源システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊藤 洋二 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-106277
公開番号(公開出願番号):特開平10-304596
出願日: 1997年04月23日
公開日(公表日): 1998年11月13日
要約:
【要約】【目的】 複数のECUのネットワーク化に着目し、このネットワークの通信機能を有効に活用して、主電源装置の故障時には、この主電源装置に代えて副電源装置から自動的に必要最小限のECUに給電するようにする。【解決手段】 半導体スイッチ素子40は故障判定回路60によるDC-DCコンバータ20の故障なしとの判定時にバッテリ10からDC-DCコンバータ20への給電を維持し、故障ありとの判定時にDC-DCコンバータ20への給電を遮断する。半導体スイッチ素子50は上記故障なしとの判定時にレギュレータ30からECU1乃至ECU4への定電圧の供給を遮断し、上記故障ありとの判定時に当該レギュレータ30からの定電圧の供給を許容する。主CPU80は上記故障ありとの判定時には通信ユニット90、T1乃至T4を介し少なくとも一つのECUにレギュレータ30からの定電圧の供給を拒否するように指令する。
請求項(抜粋):
複数のECU(ECU1乃至ECU4)を搭載した車両のバッテリから給電されて定電圧を作り前記複数のECUに供給する主電源装置(20)と、前記バッテリから給電されて前記定電圧を作り前記複数のECUに供給するバックアップ用副電源装置(30)と、前記主電源装置の故障の有無を判定する故障判定手段(60a、60b、63a、63b、64)と、この故障判定手段による故障なしとの判定時には前記副電源装置による定電圧の供給を遮断して前記主電源装置による定電圧の供給を維持し、また、前記故障判定手段による故障ありとの判定時には前記主電源装置による定電圧の供給を遮断して前記副電源装置による定電圧の供給を許容するように切り換える供給切り換え手段(40、50、66、67)と、前記複数のECUを通信制御するネットワーク通信系(90、91、T1乃至T4)と、前記故障判定手段による故障ありとの判定時には車両の状態に応じ前記ネットワーク通信系を介し前記複数のECUのうち少なくとも一つに前記副電源装置からの定電圧の供給を拒否するように指令する指令手段(80)とを備える車両用ECU電源システム。
IPC (3件):
H02J 9/06 502 ,  H02J 9/06 ,  B60R 16/02 670
FI (3件):
H02J 9/06 502 F ,  H02J 9/06 502 C ,  B60R 16/02 670 B
引用特許:
出願人引用 (6件)
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