特許
J-GLOBAL ID:200903013583665668

ブロック化効果の低減のための一次元信号適応フィルター及びフィルタリング方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊東 忠彦 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-052275
公開番号(公開出願番号):特開平10-322695
出願日: 1998年03月04日
公開日(公表日): 1998年12月04日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 ブロックに基づいた画像よりブロック化ノイズを除去して、圧縮復元された画像の品質を改良できる一次元信号適応フィルタリング方法とその適応フィルターの提供。【解決手段】 一つのフレームが所定サイズのブロックで構成される時、画像データのブロック化効果低減用の一次元信号適応フィルタリング方法は、所定の量子化ステップQ関数での臨界値の計算段階と、ブロックの境界線に沿う予設定サイズの一次元ウィンドーを適用し、これを構成する各画素に対し所定の階調演算を行なう階調演算段階と、各画素別の演算結果値を計算された臨界値と比較し、その結果を各画素別2進値として生成する2進エッジマップ生成段階と、生成情報に対し予設定サイズの一次元フィルターウィンドーを適用し、該ウィンドー内に属する2進エッジマップ情報に応じて加重値を生成する加重値生成段階と、生成値でフィルタリングし、新たな画素値を生成する段階とを含む。
請求項(抜粋):
一つのフレームが所定のサイズを有するブロックで構成される時、画像データのブロック化効果の低減のための一次元信号適応フィルタリング方法において、(a) 前記ブロックの境界線に沿って予め設定されたサイズを有する一次元ウィンドーを適用し、前記一次元ウィンドーを構成する各画素に対し所定の階調演算を行なう階調演算段階と、(b) 前記一次元ウィンドーを構成する各画素に対し、所定の量子化ステップ(Q)関数によって決まる前記画素に対応する臨界値を計算する段階と、(c) 前記階調演算された一次元ウィンドー内の各画素別結果値を前記計算された臨界値と比較し、該結果を各画素別2進値として生成する2進エッジマップ生成段階と、(d) 前記生成された2進エッジマップ情報に予め設定されたサイズの一次元フィルターウィンドーを適用し、前記一次元フィルターウィンドー内に属する2進エッジマップ情報によって加重値を生成する加重値生成段階と、(e) 前記生成された加重値を以てフィルタリングし、新たな画素値を生成する段階とを含むことを特徴とする一次元信号適応フィルタリング方法。
IPC (3件):
H04N 7/24 ,  H04N 1/41 ,  H04N 5/21
FI (3件):
H04N 7/13 Z ,  H04N 1/41 B ,  H04N 5/21 B
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 画像処理方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-041471   出願人:ノーザン・テレコム・リミテツド
  • 画像復号化装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-322526   出願人:京セラ株式会社
  • 特開平4-180381
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