特許
J-GLOBAL ID:200903013583809414

回転磁場を利用した反応促進方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 西澤 利夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-068231
公開番号(公開出願番号):特開2006-247535
出願日: 2005年03月10日
公開日(公表日): 2006年09月21日
要約:
【課題】 特定成分を高感度に検出やその濃度等の測定することができ、反応時間を大幅に短縮することができ、しかも試薬類の使用量も節約できる、新しい回転磁場を用いた反応促進方法を提供する。【解決手段】磁場の水平成分と垂直成分の比を設定して、反応器の外部上方もしくは下方に、少なくとも1つ以上の磁石を配置し、磁石を回転させて回転磁場を発生させ、反応器内に充填されている磁性ビーズを回転させるとともに、磁場方向に整列した棒状磁性ビーズクラスタとして形成させ、反応器内に導入されている試料溶液中の特定成分と、磁性ビーズの活性成分とを反応させ、反応後の生成物を、回転磁場による試料溶液の流れで磁性ビーズクラスタから離間させることを含むことを特徴とする回転磁場を利用した反応促進方法。【選択図】図1
請求項(抜粋):
試料溶液中の特定成分と反応する活性成分が固定された磁性ビーズに回転磁場を印加して、特定成分と活性成分との反応を促進させる回転磁場を利用した反応促進方法であって、以下の工程: <1>磁場の水平成分と垂直成分の比を設定して、平面基板上に構築されている特定成分と活性成分との反応の場である反応器の外部上方もしくは下方に、少なくとも1つ以上の磁石を配置し; <2>磁石を回転させることで回転磁場を発生させ、これによって反応器内に充填されている磁性ビーズを回転させるとともに、磁場方向に整列した棒状磁性ビーズクラスタとして形成させ、回転磁場の中心軸近傍に収束させ; <3>反応器内に導入されている試料溶液中の特定成分と、磁性ビーズの活性成分とを反応させ; <4>反応後の生成物を、回転磁場による試料溶液の流れで磁性ビーズクラスタから離間させる; ことを含むことを特徴とする回転磁場を利用した反応促進方法。
IPC (5件):
B01F 13/08 ,  G01N 33/543 ,  G01N 33/553 ,  G01N 33/53 ,  B01J 19/08
FI (6件):
B01F13/08 Z ,  G01N33/543 541A ,  G01N33/553 ,  G01N33/53 D ,  G01N33/543 525U ,  B01J19/08 D
Fターム (9件):
4G036AC25 ,  4G075AA13 ,  4G075BA10 ,  4G075CA43 ,  4G075DA01 ,  4G075ED01 ,  4G075EE05 ,  4G075FB12 ,  4G075FB20
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 特許第2614997号

前のページに戻る