特許
J-GLOBAL ID:200903013584550058

脱硫機能を有する固形燃料

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 河澄 和夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-316193
公開番号(公開出願番号):特開2003-119479
出願日: 2001年10月15日
公開日(公表日): 2003年04月23日
要約:
【要約】【課題】 可燃性廃棄物と国内で多量の発生しているカルシウム含有廃棄物を固形燃料の原料として使用することにより、これらの廃棄物の新たな再利用方法を拓くと同時に、安価な固形燃料を提供することにある。また、固形燃料に脱硫作用を付与することにより熱源としての利用のみならず脱硫剤としての使用方法を拓き、脱硫経費の低減による石炭火力発電所における蒸気や電気のコストを削減することにある。【解決手段】 廃棄物中のカルシウムの化学形態が炭酸カルシウム、酸化カルシウム、水酸化カルシウムの1種類または2種類以上であり、且つ、カルシウム含有率が10重量%(CaO換算、対カルシウム含有廃棄物固形分重量)以上であるカルシウム廃棄物と可燃性廃棄物とを原料として、粉砕、混合、成形、乾燥し固形燃料を製造する。この固形燃料中のカルシウム含有率が5重量%(CaO換算、対固形燃料固形分重量)以上とすることにより、脱硫機能を有する固形燃料を製造する。
請求項(抜粋):
廃棄物中のカルシウムの化学形態が炭酸カルシウム、酸化カルシウム、水酸化カルシウムのいずれか1種類または2種類以上であり、且つ、カルシウム含有率が10重量%(CaO換算、対カルシウム含有廃棄物固形分重量)以上であるカルシウム含有廃棄物と、可燃廃棄物とを原料として、固形燃料中のカルシウム含有率を5重量%(CaO換算、対固形燃料固形分重量)以上としたことを特徴とする石炭ボイラー用の脱硫機能を有する固形燃料。
IPC (2件):
C10L 5/46 ZAB ,  C10L 5/48
FI (2件):
C10L 5/46 ZAB ,  C10L 5/48
Fターム (7件):
4H015AA01 ,  4H015AA04 ,  4H015AA25 ,  4H015AB01 ,  4H015AB08 ,  4H015BA10 ,  4H015CB01

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