特許
J-GLOBAL ID:200903013585552208

鉄道車両用の突起物カバー

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 足立 勉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-212847
公開番号(公開出願番号):特開平10-066202
出願日: 1996年08月12日
公開日(公表日): 1998年03月06日
要約:
【要約】【課題】 進行方向後位のカバー頂部に起因する空力騒音を低減できる鉄道車両用の突起物カバーを提供すること。【解決手段】 第1カバー部12が進行方向前位となった時、第1可撓部16が第1エッジ状固形部13に密着するため第1跳ね上げ面17と第1内面18との境界はエッジ状となり、第2可撓部26が膨らむため第2跳ね上げ面27と第2内面28との境界はアール状となる。このため、走行風は第1跳ね上げ面17によりパンタグラフ4の上方に跳ね上げられた後第2跳ね上げ面27と第2内面28との境界付近に衝突するが、この境界はアール状のため大きな空力騒音が発生しない。一方、第2カバー部22が進行方向前位になった時、第1跳ね上げ面17と第1内面18との境界はアール状、第2跳ね上げ面27と第2内面28との境界はエッジ状となり、前記と同様、大きな空力騒音が発生しない。
請求項(抜粋):
双方向に進行可能な鉄道車両に設けられたパンタグラフ等の突起物から発生する空力騒音を低減する突起物カバーにおいて、前記突起物を挟んで前記鉄道車両の長手方向の2カ所にカバー部が設けられ、前記各カバー部は、前記鉄道車両の屋根から前記突起物に向かって略斜面状に立設され、走行風を跳ね上げ可能な跳ね上げ面と、この跳ね上げ面の頂部から前記鉄道車両の屋根に向かって折り返された形状をなす内面と、前記鉄道車両の進行方向後位になった場合に前記跳ね上げ面と前記内面との境界に走行風が衝突して空気騒音が発生するのを緩和する緩和手段とを備えたことを特徴とする鉄道車両用の突起物カバー。
IPC (3件):
B60L 5/24 ,  B61D 17/02 ,  B61D 49/00 ZAB
FI (3件):
B60L 5/24 Z ,  B61D 17/02 ,  B61D 49/00 ZAB A
引用特許:
審査官引用 (2件)

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