特許
J-GLOBAL ID:200903013596770215

タンパク質のN末端フラグメントを選択的に回収する方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岡田 正広
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-426478
公開番号(公開出願番号):特開2004-219412
出願日: 2003年12月24日
公開日(公表日): 2004年08月05日
要約:
【課題】 解析すべきタンパク質のN末端が修飾されているか否かに関わらず、そのN末端ペプチドフラグメントを選択的に回収する方法を提供する。【解決手段】 解析すべきタンパク質の、側鎖アミノ基を有するアミノ酸残基の側鎖アミノ基を保護し、側鎖アミノ基が保護されたタンパク質を得る保護工程と、前記保護されたタンパク質を断片化し、解析すべきタンパク質のN末端に由来する1種のN末端ペプチドフラグメントと、それ以外の1種又は複数種のその他のペプチドフラグメントとを得る断片化工程と、前記N末端ペプチドフラグメント及び前記その他のペプチドフラグメントを、支持体に対する反応性の差又は親和性の差を利用し、N末端ペプチドフラグメントを選択的に溶出させる分離工程とを含む、タンパク質のN末端フラグメントを選択的に回収する方法。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
解析すべきタンパク質の、側鎖アミノ基を有するアミノ酸残基の側鎖アミノ基を保護し、前記側鎖アミノ基が保護されたタンパク質を得る保護工程(1)と、 前記保護されたタンパク質を断片化し、前記解析すべきタンパク質のN末端に由来する1種のN末端ペプチドフラグメント(a)と、前記N末端ペプチドフラグメント(a)以外の1種又は複数種のその他のペプチドフラグメント(b)とを得る断片化工程(2)と、 前記N末端ペプチドフラグメント(a)及び前記その他のペプチドフラグメント(b)を、支持体に対する反応性の差又は親和性の差を利用し、前記N末端ペプチドフラグメント(a)を選択的に溶出させる分離工程(3)とを含み、前記分離工程(3)において、 前記その他のペプチドフラグメントを前記支持体に結合させ、前記N末端ペプチドフラグメント(a)を溶出させるか、又は、 前記N末端ペプチドフラグメント(a)を前記支持体に結合させ、前記その他のペプチドフラグメント(b)を溶出させ、その後、結合させた前記N末端ペプチドフラグメント(a)を溶出させる、タンパク質のN末端フラグメントを選択的に回収する方法。
IPC (7件):
G01N30/88 ,  C07K1/16 ,  C07K1/22 ,  G01N30/06 ,  G01N30/08 ,  G01N30/48 ,  G01N33/50
FI (8件):
G01N30/88 J ,  C07K1/16 ,  C07K1/22 ,  G01N30/06 E ,  G01N30/08 L ,  G01N30/48 R ,  G01N33/50 P ,  G01N33/50 U
Fターム (15件):
2G045BA13 ,  2G045BB02 ,  2G045BB03 ,  2G045BB51 ,  2G045DA36 ,  2G045FA36 ,  2G045FB06 ,  2G045FB07 ,  4H045AA20 ,  4H045BA10 ,  4H045FA51 ,  4H045FA52 ,  4H045FA57 ,  4H045GA21 ,  4H045GA26
引用特許:
審査官引用 (3件)

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