特許
J-GLOBAL ID:200903013606109989

透過型カラー液晶表示素子

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小山 有
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-244229
公開番号(公開出願番号):特開平9-090336
出願日: 1995年09月22日
公開日(公表日): 1997年04月04日
要約:
【要約】【課題】 平板型マイクロレンズアレイを透過型のカラー液晶表示素子に組み合わせて明るさと投影レンズ径の小径化を図る。【解決手段】 透過型液晶表示素子1は透光性パネル2,3の間の隙間4に液晶5を充填して構成され、照射光の入射側に位置する透光性パネル2は第1及び第2の平板型マイクロレンズアレイ6,7を積層して構成されている。これら平板型マイクロレンズアレイ6,7は焦点距離等を設定値に合せるべく研磨によってガラス基板8,11の厚みを調整している。そして、平板型マイクロレンズアレイ6,7のレンズ部10,13を形成するにあたっては、ガラス基板8,11の火造り面に対してエッチングにて凹部9,12を形成し、この凹部9,12に高屈折率樹脂を充填することでレンズ部10,13とする。
請求項(抜粋):
一対の透光性パネルの間に設けた液晶層に一方の透光性パネル側から照射光を入射せしめ、画素開口部を介して他方の透光性パネル側に照射光を出射せしめるようにした透過型カラー液晶表示素子において、前記照射光が入射する側の透光性パネルは第1及び第2の平板型マイクロレンズアレイを積層して構成され、液晶層から離れた第1の平板型マイクロレンズアレイには異なる波長域の照射光が異なる角度で入射するとともに各照射光を夫々に対応した画素電極に集光させるレンズ部が形成され、また、液晶層に近い第2の平板型マイクロレンズアレイには各画素電極を透過する各照射光の主光線の方向を光軸と略平行にするレンズ部が形成され、更に第1及び第2の平板型マイクロレンズアレイはレンズ部形成面と反対側面を研磨することで厚み調整がなされ、第1の平板型マイクロレンズアレイのレンズ形成面と第2の平板型マイクロレンズアレイの研磨面とが接合されていることを特徴とする透過型カラー液晶表示素子。
IPC (2件):
G02F 1/1335 ,  G02B 3/00
FI (2件):
G02F 1/1335 ,  G02B 3/00 A
引用特許:
審査官引用 (5件)
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