故紙木質合成粉及びその製造方法並びに装置

発明者： ,
出願人/特許権者：
代理人 (1件)：小倉正明
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平11-155628
公開番号（公開出願番号）：特開2000-343527
出願日： 1999年06月02日
公開日（公表日）： 2000年12月12日
要約：

【要約】【課題】故紙を木粉と共に短時間で含有水分量をほとんど除去して得た低含水率の木質故紙解砕粉と熱可塑性樹脂成形材とから成る故紙木質合成粉と、この故紙木質合成粉の製造方法並びに装置を提供する。【解決手段】解砕した故紙及び木粉をミキサー80内へ投入し、複数の攪拌衝撃翼により解砕し、攪拌衝撃翼の剪断力による剪断発熱で前記故紙小片及び木粉から水蒸気や木酸ガス等の揮散ガスを揮散せしめる。また、給気管96を介して前記ミキサー80内へ乾燥空気を供給し、前記揮散ガスを排気管95を介してミキサー80より外部へ排出し、多量の故紙を短時間で含有水分量を0.3wt%以下に乾燥し、低含水率の木質故紙解砕粉とし、この木質故紙解砕粉と熱可塑性樹脂成形材を混合、ゲル化混練し、冷却、粉砕して粒径8mm以下に整粒して、熱可塑性樹脂成形材が前記木質故紙解砕粉に固定化された状態を定常的に維持し得るようにして低含水率を維持する故紙木質合成粉を得る。

請求項（抜粋）：

故紙を複数の小片に破砕して得た故紙小片に衝撃摩砕力を付加して繊維状に解砕し、この解砕した故紙小片に木粉を添加しこれに対して撹拌衝撃力を付加して前記撹拌衝撃力に基づく剪断発熱を生じさせて、この剪断発熱により前記故紙小片及び木粉の含有水分量を1.0wt%以内、好ましくは0.3wt%以内に乾燥した木質故紙解砕粉30〜70wt%、好ましくは40〜60wt%に対して熱可塑性樹脂成形材30〜70wt%、好ましくは40〜60wt%を混合、ゲル化混練し、冷却、粉砕して粒径10mm以下に整粒して成ることを特徴とする故紙木質合成粉。

IPC (6件)：

B29B 7/92 , B09B 3/00 , B29B 13/10 , C08L 97/02 , C08L101/16 ZAB , B29B 17/00

FI (7件)：

B29B 7/92 , B29B 13/10 , C08L 97/02 , B29B 17/00 , B09B 3/00 301 U , B09B 3/00 301 Z , C08L101/00 ZAB

Fターム (64件)：

4D004AA12 , 4D004CA03 , 4D004CA04 , 4D004CA14 , 4D004CA15 , 4D004CA22 , 4D004CA42 , 4D004CA50 , 4D004CB12 , 4D004CB16 , 4D004CB27 , 4D004CC12 , 4D004CC15 , 4D004DA02 , 4D004DA03 , 4D004DA09 , 4D004DA20 , 4F201AA01 , 4F201AC01 , 4F201AD06 , 4F201AR12 , 4F201AR15 , 4F201BA01 , 4F201BA04 , 4F201BC01 , 4F201BC02 , 4F201BC12 , 4F201BC17 , 4F201BC19 , 4F201BC37 , 4F201BK55 , 4F201BL05 , 4F201BL43 , 4F201BM06 , 4F201BM14 , 4F201BN11 , 4F201BN15 , 4F201BN21 , 4F201BN29 , 4F201BN30 , 4F301AA02 , 4F301AB03 , 4F301BA21 , 4F301BB05 , 4F301BD05 , 4F301BD09 , 4F301BE11 , 4F301BE21 , 4F301BE31 , 4F301BE44 , 4F301BF12 , 4F301BF31 , 4J002AA01W , 4J002AH00X , 4J002AH00Y , 4J002BB12W , 4J002BC03W , 4J002BD04W , 4J002BN15W , 4J002CF06W , 4J002CG00W , 4J002CL00W , 4J002FD090 , 4J002GK00

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