特許
J-GLOBAL ID:200903013629835199

荷電粒子加速器用の電磁石装置および荷電粒子加速器システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鵜沼 辰之
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-224108
公開番号(公開出願番号):特開平6-077049
出願日: 1992年08月24日
公開日(公表日): 1994年03月18日
要約:
【要約】【目的】 起動時における電磁石の温度を速やかに定常状態にすること、また荷電粒子のエネルギの変更時に電磁石を速やかに定常状態に調整することにある。【構成】 電磁石の鉄心11を加熱する加熱手段18を、鉄心11と励磁コイル13の少なくとも一方に接して設け、加速器立ち上げに際して加熱手段18により鉄心11を含む電磁石の温度を短時間で定常状態にする。加熱手段としては、電気ヒータ18に代えて、励磁コイルの冷却水流路に温水を供給するようにしてもよい。また、その場合、通常運転時に励磁コイルを通って昇温された冷却水を蓄えておいて、加熱熱源とすることが好ましい。また、鉄心11に温度センサ19を設け、加熱手段18の熱量を調整して鉄心温度を設定値に制御する。これにより、エネルギの変更時の電磁石の温度変動を速やかに抑えて、定常状態を保持できる。
請求項(抜粋):
荷電粒子の通路を挟んで対向された磁極を有する鉄心と、該鉄心の磁極間に磁場を形成すべく該鉄心に巻回された励磁コイルとを備えてなる荷電粒子加速器用の電磁石装置において、前記鉄心を加熱する加熱手段を該鉄心と前記励磁コイルの少なくとも一方に接して設けたことを特徴とする荷電粒子加速器用の電磁石装置。
IPC (3件):
H01F 7/20 ,  G21K 1/093 ,  H05H 7/04

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