特許
J-GLOBAL ID:200903013632226500

弾性表面波装置及びそれを用いた通信装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小川 勝男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-095527
公開番号(公開出願番号):特開平10-290181
出願日: 1997年04月14日
公開日(公表日): 1998年10月27日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】耐妨害性能、高速化、等を阻害する要因を除き、スペクトラム通信用のSAWデバイスとそれを用いたスペクトラム拡散通信装置の情報処理高速化、小型化、低価格化を達成する。【解決手段】符号化電極2と該符号化電極と互いに送受波しうる送受波電極3からなるSAW(弾性表面波)マッチドフィルタ4を設け、かつ該送受波電極を中央電極要素とその両側に対称な励振強度の電極要素を対称に複数個同数設け、かつ該複数個の電極要素の強度を自己相関のフ-リエ変換の逆数を与えるものとし、かつ、それらの電極要素の間の時間間隔を取り扱うべき符号1シンボルの時間をチップ数N(自然数)で除した1チップ時間Tcとし,両側に置く個数を各々(N-1)ないしは、その倍数とした。
請求項(抜粋):
弾性表面波基板上に少なくとも一個の送受波電極を設けた弾性表面波装置において、該送受波電極はすだれ状電極(インタ-ディジタルトランスヂュ-サ)であり、その1つは符号化電極とし、他に該符号化電極と互いに送受波しうる送受波電極を設けてSAW(弾性表面波)マッチドフィルタを構成せしめた弾性表面波装置において、該送受波電極を中央電極要素とその両側に電極要素を複数個同数設けたものとし、それらの電極要素の間の時間間隔を取り扱うべき符号1シンボルの時間をチップ数N(自然数)で除した1チップ時間Tcとし、かつ、中央電極要素以外の電極要素の励振強度をその位置によらず一定でなく、拡散符号の二値符号化係数an (=±1,n=1,2,...,N)と符号化電極の各電極要素の極性配列bn (=aN+1-n=±1,n=1,2,...,N)から定まる次の様な中央電極要素に対して規格化された強度比の配列di’【数1】で中央電極要素の両外側に対称に順次配置したことを特徴とする弾性表面波装置、および、上記弾性表面波装置をスペクトラム拡散の復調部に用いた通信装置。ここに、中央電極要素の励振強度d0 を1と規格化し、ck は次式で表される。【数2】
IPC (3件):
H04B 1/707 ,  H03H 9/25 ,  H03H 9/42
FI (3件):
H04J 13/00 D ,  H03H 9/25 C ,  H03H 9/42

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