特許
J-GLOBAL ID:200903013632747993

基準クロック再生装置および記録装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小川 勝男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-136428
公開番号(公開出願番号):特開平10-334615
出願日: 1997年05月27日
公開日(公表日): 1998年12月18日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】ディジタルVTRがディジタル放送受信機からの圧縮映像、音声信号を記録する場合、時間情報をもとに圧縮時に用いられた基準クロックを再生して、記録動作を行う必要がある。【解決手段】ディジタルインターフェース回路からの複数編成チャンネルの映像、音声、PCR等のパケット列から、アダプテーションフィールドコントロール検出回路、PCRフラグ検出回路によりアダプテーションフィールド内のPCRフラグを検出し、そのパケットのPIDをPID記憶回路に記憶する。次にPCRが到達したときには、PID比較回路によりPIDを比較し、一致した場合にPCRの記憶を行うことでその編成チャンネルのPCRを抜き出す。すなわち、伝送されてきた複数編成チャンネルのパケット列からそのPCRを獲得するために、PSIテーブルからのPIDの参照を行う必要がなく、簡単な回路構成でPCRが獲得できる。
請求項(抜粋):
一つのパケットが、ヘッダ部とデータ部で構成され、前記ヘッダ部は、そのヘッダ部を拡張するアダプテーションフィールドが格納されているかどうかを示すアダプテーションフィールドフラグと、そのアダプテーションフィールドフラグが前記アダプテーションフィールドの格納を示す場合には前記アダプテーションフィールドとを含み、前記アダプテーションフィールドは、処理の基準となる時間情報が格納されているかどうかを示す時間情報フラグと、その時間情報フラグが前記時間情報の格納を示す場合には前記時間情報とを含み、さらに、前記ヘッダ部は、前記パケットが少なくとも前記時間情報を格納していることを識別するため割り当てられたパケット識別番号を含み、前記時間情報は、各プログラム毎に一連の時間情報として与えられ、前記時間情報を格納している前記パケットには、各プログラム毎に固有の前記パケット識別番号が割り当てられて格納されており、前記パケット形式で伝送される一つのプログラムあるいは複数のプログラムが多重化されたパケット列のうち、一プログラムあるいは複数プログラムのパケット列が入力され、そのパケット列から、前記時間情報を抽出して、その時間情報を基に基準クロックを再生する基準クロック再生装置であって、アダプテーションフィールドフラグ判別手段と、時間情報フラグ判別手段と、時間情報抽出手段と、パケット識別番号検出手段と、パケット識別番号記憶手段と、パケット識別番号比較手段と、クロック発生手段とを備え、入力される前記パケットから、最初に到来する前記時間情報は、前記アダプテーションフィールドフラグ判別手段により、前記アダプテーションフィールドが格納されていると判別され、かつ、前記時間情報フラグ判別手段により、前記時間情報が格納されていると判別された場合、前記パケットの前記パケット識別番号を前記パケット識別番号記憶手段により記憶するとともに、前記パケットの前記アダプテーションフィールド内の前記時間情報を前記時間情報抽出手段により抽出し、次から到来する前記時間情報は、入力されるパケットから前記パケット識別番号検出手段で検出した前記パケット識別番号と、前記パケット識別番号記憶手段で記憶しているパケット識別番号とを前記パケット識別番号比較手段により比較して、一致した場合に、そのパケットのアダプテーションフィールド内の時間情報を前記前記時間情報抽出手段により抽出して、その時間情報を基に前記クロック発生手段により、基準クロックを再生することを特徴とする基準クロック再生装置。
IPC (3件):
G11B 20/14 351 ,  G11B 20/10 ,  G11B 33/06
FI (4件):
G11B 20/14 351 A ,  G11B 20/10 D ,  G11B 33/06 D ,  G11B 33/06 M

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